・効率よく「資格試験」を突破するには。
上記リンクの記事にて、「資格試験」の対策には、過去問演習が大切だという話を記録させて頂いた。
元来サボり屋で、勉強が苦痛な僕が記録するのは、こっぱずかしいのだが。「資格試験」の勉強が苦痛だからこそ、効率よく試験に突破する技術を研究・向上させてきた。
大学1年の頃に留年アラートが鳴ってから、さすがの僕も焦った。いかに留年を回避し、効率よく国家試験に合格するのか、死活問題だった。「鬼のような勢い」で過去問演習」したおかげで、成績もかなり良くなった。国家試験も余裕であった。
いやいや勉強して、落第してしまったらツライ。だが、最低限の労力で効率よく合格しできたら、気持ちがいい。
最低限の努力で合格できるキモをまとめて、記録させて頂きたい。
・ゴール設定が大切。
「資格試験」に合格するのが、最終目標のハズである。そこの軸をブラさないことが、まず肝心だと思う。
究極的にいえば、勉強をすることが目標ではない。最低限の勉強しかしなくても、受かってしまえば結果オーライである。
また知識をつけて、利口になることが目標でもない。大量に知識を保有しても、結局不合格ならば、本来のゴールを達成できていないからである。
最小限の努力で、効率よく合格することを狙うなら、以下のようなゴール設定を明確にするべきだと考える。
「来年度の試験で、合格最低点を上回る点数を取る。資格試験であれば、だいたい合格者最低点の相場は判明しているから、それを超えるように、最小限の努力をする」。
・その方法論
余裕ラインで合格したい、というならば、話は変わってくると思う。あくまで、効率よく、というならば以下に記載するような方法論が(経験上)有効だった。
①苦手な分野(×)を、最低ライン(△)にする努力。
超得意(◎)、得意(〇)、最低ライン(△)、苦手(×)とする。それぞれの試験問題や領域のカテゴライズで、これを把握するのが、まず重要だと思う。「この分野は◎だけど、これは×だなー。こっちは△かな」といった具合。
そのうえで。人間心理的には、得意(〇)を超得意(◎)にした方が、なんとなく気分が良い。もともと得意なのだから、より得意になったほうが、勉強もはかどるのも分からなくはない。
ただ、致命的な苦手(×)が、あとで足を引っ張る可能性がある。余裕があるならば、これには改善の余地がある。最低ライン(△)にまで引っ張り上げたい。
僕の実例でいうと、国家試験では、小児科がダメダメだった。もう完全に苦手(×)だ。それにつられて、産科も微妙なライン(△)になっていた。両者は、領域として関連する点もある。産科(△)については、小児科の(×)に引っ張られていた可能性もある。この場合、(×)の小児科を努力すれば、産科も良くなっていた”かも”知れない。
②やはり早めに過去問を。
過去問が大切なのは、いうまでもない。それについて、やはり早めにやっておいた方が、何かと有利である。
問題集なり、実際の問題なり。流しみる程度でも大丈夫だと思うが、先に触れておいた方が後で得をする。おおまかな学習計画を立てやすい。計画が立てられれば、余った時間で寝れる。ゲームができる。アニメと漫画をみれる。四季報と株価と決算書がみれる。余暇時間も大切なのである。
ぶっちゃけた話になる。来年度に受験を控えているとして。今年の過去問で、合格最低限のラインに乗っていたとする。その時点で、僕なら、まずは一安心だと考えてしまう。なんなら「一年前に生まれていれば、合格できたのに」と勝手に悔しくなる。
③アウトプット。
勉強初期は、「インプット>アウトプット」の比重になるだろう。
中盤戦以降は、「アウトプット>インプット」のようになっているのが望ましい。アウトプットしながら、インプット学習する。
④寝る・体調管理
よく寝る。寝ないと知識が定着しない。
周りが「徹夜アピール」してきても、気にせず寝まくりましょう。
語郎