有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

試験勉強の失敗談から、避けたほうがいいこと6つ。

・試験勉強の失敗経験

成功体験から学べることは多いですが、同じくらい失敗体験も重要かと思います。僕自身の具体的な失敗体験を、ご参考までに記録させて頂きます。

 

僕自身、ふつうにテストで落第点も取っていましたし、なんなら浪人経験もあります。そういった面でも、(悪い意味で)ご参考になるかと。

 

以下、僕が考える「イマイチな学習方法論」になります。前半については学習習慣・行動に依存する内容で、後半のものは思想的な内容になっています。

 

 

①いろいろな教科書・参考書に手を出し過ぎる。

②なかなか、学習を始めない。周りより遅い。

③インプットに重点がかかり、アウトプットをしない。

④手に届く範囲の娯楽に興じる。

⑤体調管理を含む、自己管理能力の欠如。

⑥勉強の目標設定が希薄で、ゆらぐ。

 

 

 

・前半部:学習習慣

①いろいろな教科書・参考書に手を出し過ぎる。

あるある、だと思います。いろいろとやり過ぎることですね。僕の場合には、そこまで顕著では無かったですが、やはり手を出しやすかった覚えがあります。

 

なかなか、ガッツリ自分と相性のいい内容の書籍と巡りあわなくて、難しいものですね。

 

そうはいっても、特定の一冊に集中したほうが、効率はよいでしょう。ただし、狭い内容の一冊に集中するのではなく、「網羅性」のある教科書をじっくりやるといいかもです。

 

 

②なかなか、学習を始めない。周りより遅い。

これは個人の器量にもよると思います。少しの時間やるだけで、周りより結果が出るのであれば、ちょっとゆとりを持てると思います。

 

自分が「人並み」であると感じるのであれば、少しでも早めに学習を始めるのが無難でしょう。時間を味方につける、といったことですね。

 

③インプットに重点がかかり、アウトプットをしない。

これはガチです。問題演習を怠ったり、過去問を研究しない、といった内容になります。

 

いくら頑張ってインプットしていても、アウトプットできるように脳の回路が出来ていないと、「宝の持ち腐れ」です。ここは猛省ポイントでした。

 

 

 

また、アウトプットの結果の研究もイマイチでした。たとえば模試など。点数に一喜一憂していました。もっと結果を解析して、生かすべきだと思っています。

 

④手に届く範囲の娯楽に興じる。

あくまで勉強中の話です。リラックス中においては、この限りではありません。学習する環境のそばに娯楽道具があると、ロクなことになりませんでした。僕の場合はパソコンです。

 

勉強しようと思っても、パソコンでYouTubeを鑑賞してしまうことが多かったのです。学習内容に関係のある動画ならまだしも、全く関係のない世界遺産やアニメの動画を見ていました。ちょっとマズイですね・・・。

 

 

 

・後半部:より思想的な内容

⑤体調管理を含む、自己管理能力の欠如。

自分のことを一番よく知り、マネジメントできるのは自分自身。

 

僕は体力がない割に、そこらへんのマネジメントが悪かったと思います。しょっちゅう体調を崩していました。

 

そういったことを自分で分かっているのなら、きちんと対応すべきだったと思います。「すぐに体力をつける」のは、難しいかもしれませんが。ちょっと筋トレしたり、生活リズムを整えたり、走ってみたり。自助努力をすべきでしたね。

 

⑥勉強の目標設定が希薄で、ゆらぐ。

長い目で振り返ってみると、とても重要なポイントだと思います。受験勉強にしろ、資格受験にしろ、ある程度は期間をとった対策となります。場合によっては、年単位の「長距離走」になりますね。モチベーションが保たれていないと、途中でダウンしてしまいます。

 

 

まったくモチベーションがない状態での学習は、効果が薄いと思います。「あんまりモチベーションが続かないなぁ」と感じたら、手を休めて自分を見つめなおすのもアリでしょう。

 

 

 

 

ちょっと自己啓発チックな内容になりましたが、後半部については仕事でも通じる内容だと感じています。

 

 

語郎