・試験勉強の失敗経験
成功体験から学べることは多いですが、同じくらい失敗体験も重要かと思います。僕自身の具体的な失敗体験を、ご参考までに記録させて頂きます。
僕自身、ふつうにテストで落第点も取っていましたし、なんなら浪人経験もあります。そういった面でも、(悪い意味で)ご参考になるかと。
以下、僕が考える「イマイチな学習方法論」になります。前半については学習習慣・行動に依存する内容で、後半のものは思想的な内容になっています。
①いろいろな教科書・参考書に手を出し過ぎる。
②なかなか、学習を始めない。周りより遅い。
③インプットに重点がかかり、アウトプットをしない。
④手に届く範囲の娯楽に興じる。
⑤体調管理を含む、自己管理能力の欠如。
⑥勉強の目標設定が希薄で、ゆらぐ。
・前半部:学習習慣
①いろいろな教科書・参考書に手を出し過ぎる。
あるある、だと思います。いろいろとやり過ぎることですね。僕の場合には、そこまで顕著では無かったですが、やはり手を出しやすかった覚えがあります。
なかなか、ガッツリ自分と相性のいい内容の書籍と巡りあわなくて、難しいものですね。
そうはいっても、特定の一冊に集中したほうが、効率はよいでしょう。ただし、狭い内容の一冊に集中するのではなく、「網羅性」のある教科書をじっくりやるといいかもです。
②なかなか、学習を始めない。周りより遅い。
これは個人の器量にもよると思います。少しの時間やるだけで、周りより結果が出るのであれば、ちょっとゆとりを持てると思います。
自分が「人並み」であると感じるのであれば、少しでも早めに学習を始めるのが無難でしょう。時間を味方につける、といったことですね。
③インプットに重点がかかり、アウトプットをしない。
これはガチです。問題演習を怠ったり、過去問を研究しない、といった内容になります。
いくら頑張ってインプットしていても、アウトプットできるように脳の回路が出来ていないと、「宝の持ち腐れ」です。ここは猛省ポイントでした。
また、アウトプットの結果の研究もイマイチでした。たとえば模試など。点数に一喜一憂していました。もっと結果を解析して、生かすべきだと思っています。
④手に届く範囲の娯楽に興じる。
あくまで勉強中の話です。リラックス中においては、この限りではありません。学習する環境のそばに娯楽道具があると、ロクなことになりませんでした。僕の場合はパソコンです。
勉強しようと思っても、パソコンでYouTubeを鑑賞してしまうことが多かったのです。学習内容に関係のある動画ならまだしも、全く関係のない世界遺産やアニメの動画を見ていました。ちょっとマズイですね・・・。
・後半部:より思想的な内容
⑤体調管理を含む、自己管理能力の欠如。
自分のことを一番よく知り、マネジメントできるのは自分自身。
僕は体力がない割に、そこらへんのマネジメントが悪かったと思います。しょっちゅう体調を崩していました。
そういったことを自分で分かっているのなら、きちんと対応すべきだったと思います。「すぐに体力をつける」のは、難しいかもしれませんが。ちょっと筋トレしたり、生活リズムを整えたり、走ってみたり。自助努力をすべきでしたね。
⑥勉強の目標設定が希薄で、ゆらぐ。
長い目で振り返ってみると、とても重要なポイントだと思います。受験勉強にしろ、資格受験にしろ、ある程度は期間をとった対策となります。場合によっては、年単位の「長距離走」になりますね。モチベーションが保たれていないと、途中でダウンしてしまいます。
まったくモチベーションがない状態での学習は、効果が薄いと思います。「あんまりモチベーションが続かないなぁ」と感じたら、手を休めて自分を見つめなおすのもアリでしょう。
ちょっと自己啓発チックな内容になりましたが、後半部については仕事でも通じる内容だと感じています。
語郎