新年度の「解放感」
新年度、始まりましたねー。
自分、今まさに解放感に満ち溢れており、あまりの嬉しさにブログを書いてる感じです。
昨日、長年の友人(というか、人生的には先輩)のA医師と久しぶりに会い、お互いを祝福して参りました。
何をそんなに喜んでいるのか、と言いますと。「若手の修行」的な期間がやっと終わったから、なのです。それをお祝いしてました。
やりとりの想起
覚えている範囲でやりとりの様子を書き起こします。
僕:「やっとこさ、終わりましたー」
A医師:「終わったねー」
僕:「解放感、ありますね。解放感、すごいですよ」
A医師:「終わったけど。そこまで嬉しくないわー。初期研修が終わった時の方が、満足感があったわー」
僕:「まだ先がありますもんね」
A医師:「あるわ。もう美容外科とか行けば良かったわ。美容いっとけ、って過去の自分に言いたい」
修行の終わり
専門科目の修行は昨日で一区切り、です。終わっていることには変わりませんし、もちろん履歴書にも満期修了と書けます。問題ないのです。身近な人には祝福されました。
その意味では普通に嬉しいのですが、まだ「専門医の資格を取れた」わけではないのです。「専門医の資格を取れる」条件が整った、ってだけ。ぶっちゃけ資格が無くても大丈夫なのですが、やはりむず痒い感じが残ってしまいます。
また診療科目によっても、修行の年数も微妙に変わります。まだまだ次の段階の修行がある医師も多く、満足できない人も多いのです。
30を超えた良い大人が病院の利益にならない資格を血眼になって追いまわす絵は滑稽そのもので、「そもそも取らなくて良いんじゃね?」みたいな意見もあり、舌戦が交わされることになる地雷ポイントなのですが。本題とズレるので、ここら辺にしときます。
今年度の抱負
本日からの僕は基本的に緊急対応が少なく、というか全くなくて、ある意味では落ち着いて仕事ができそうです。
でも一方で、医局には入っていないことから、自堕落になる懸念も感じています。
そこで最低限、以下は自分に課そうと思います。
課題:教科書を読み、知識を厚くする。
若手の勉強会みたいな空間は無いので、自分から勉強しなきゃなりません。教科書は携帯しており、自学しています。活字を読まないと確実に人間はアホになりますので。
課題:ブログよりもレポート書け。
最近になって、専門資格を取るためのレポートを書いています。さすがに時期的に書かないとマズイと思ったからです。チマチマやってます。日数的にヤバくなってますが、頑張ります。 でも、あまりに量が多いために、ちょっとヤバいと感じてきました。
チャーチルの名言から
ヤバい自分を鼓舞するために、僕が尊敬している英国首相ウィンストン・チャーチルの名言を載せて、締めます。
Kites rise highest against the wind – not with it.
~凧が一番高く上がるのは風に向かう時である。風に流されている時ではない。 ~
語郎