有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

小学生時代、夜尿で苦労。対策の結果、改善した体験談。

・夜尿にこまった小学生時代

切実に思い悩んでいた体験を思い出したので、記録しておこうと思います。医学知識という訳でもなく、カテゴリー分類には困るのですが。

 

小学生の3年~4年生くらいまで、寝ている時の排尿(夜尿症)に、随分と苦しめられていました。

 

そもそも、夜尿とは、医学的には以下の通りです。

睡眠中に、無意識下で排尿すること。5歳を過ぎてからも、1カ月に1回以上の頻度で、それが3ヶ月以上続く場合に、夜尿症と定義」されます。

 

僕の場合、おもっくそ当てはまっていました。実際に困っていましたので、僕の体験談を綴り、記録したいと思います。子育て中のお母さま・お父さまが閲覧していらっしゃいましたら、参考にして頂ければと思います。

 

けっして、ふざけて記録しているわけではありません。

 

 

 

・起床後、いきなり怒られる

もう、怒られます。朝いちばんで、怒られる。本当にブルーな一日の幕開けになります。

 

経験がある方がいらっしゃるかもしれませんが、「水」系の夢の時は、ヤバいです。「水」、たとえばプールとか、海とか、トイレとか。「水」が登場する夢を見たあとで、夜尿をすることが多かったと思います。自分でも意識して、夢の中で気を引き締めるようになりました。それでも、いざ朝になっていると夜尿「済」のことがあります。

 

先の定義上、5歳、つまり幼稚園の年中くらいまでなら、笑って終わりかも知れませんが。僕のように、小学3年~4年生くらいまで、がっつり夜尿していると、ちょっと。

 

「また、おねしょしたのか!」と父親にブチ切られるようになり、だんだん落ち込むようになりました。修学旅行なども始まる学年ですので、その点も心配して、本当に落ち込んでいました。

 

ただ、一向におさまる気配のない、僕の夜尿に対して、「怒り」が失せてきたようです。「なにか、病気なのではないか」と両親は、むしろ心配するようになりました。結局、大学付属病院の、泌尿器科(小児も専門)を受診する流れになりました。

 

 

 

・結果・・・、まあ問題ない。

夜尿の終わる時期には、個人差があるようです。僕のように小学校中学年くらいまで長引く例も稀ではないようです。

 

受診したからには、いくらかのアドバイスを頂きました。

・自然に治ることが多いから、心配しすぎない。仕方ないこともあるから、両親は怒らない。ストレスが増えると、悪化するかもしれない。

・寝る前に水分や食事は控える。

・日中のトイレの回数を、減らすように努力してみる。我慢すれば、膀胱が大きくなる可能性もある。訓練として、一般的である。

 

 

不思議なことに、上記を意識して生活するようになってから、劇的に夜尿回数が減りました。年齢が上がっていく毎に、自然とおさまるケースが殆どですから、気に病みすぎないことが重要なのですね。

 

 

 

語郎