有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

当直や夜勤を気楽に乗り切るには。

 

 

ひさしぶりに本業関係のことを。当直関係のことをまとめます。

 

夜勤のある人などの参考になれば幸いです。あと、単純に夜勤に興味のある人が見ても、面白いかも知れません。

 

僕の夜勤事情

まず僕の近況から。2021年4月から、本業の片手間に当直のアルバイトに入るようになりました。当直ってのは、夜に病院に泊りこみ、急ぎの相談を受ける係みたいなものです。病棟の看護師さんから相談を受けることもありますし、外からの救急車の受け入れをジャッジする役目があったり。わりと責任は重大だったりしますが、上司も泊っているので相談はしやすい環境です。

 

だいたい、僕の場合は月に2、3回程度でした。むちゃくちゃに多いわけでもなくて、わりと医者の平均くらいの回数です。

 

回数だけじゃなくて、実際の労働環境も施設によって、大変さもまちまちです。大変なところだと、夜通しで全く眠れないところもあるようです。さすがにここまでの労働は滅多になくて、僕の場合はたまーに電話がくる程度で、基本は寝ています。

 

 

困りごと

① ヒゲが困る

まじで、これです。ぶっちゃけた話、一番頭を抱える問題点です。汚い話でもうしわけないけれど。

 

わざわざ病院にシェーバーをもっていくのも面倒に感じるので、一晩剃れないわけです。そうなると、翌朝がヤバい。皮脂とヒゲの匂いがミックスされて、不快感がマックスなんですよね。

 

あまりにも不快でしたので、今度ヒゲ脱毛する予定です。脱線したけれど、ヒゲの問題は男性にとって切実かと。

 

② 疲労

なんちゅーか、やっぱり変な時間に起こされた翌日は、ちょっと疲れるかも知れません。

 

翌朝は大丈夫なのですが、 さすがに夕方くらいになると倦怠感があったりします。僕はギリ20代ですが、いよいよ40代とかになってくると堪えるんじゃないかしら。 そういった長期的な意味で、先行き心配ですわね。

 

 

対策

① 前日に寝ておく

前日の暇な時間に、ぐっすりと寝ておくことをお勧めします。ただしネックもありまして、あまりにも寝まくってしまうと、いざ当直の晩に眠れなくなります。こういう寝まくった日に限って電話がかかってこなくて、寝れるのに眠れない状況になってしまいがち。

 

② 食事の確保

夜にコンビニがやっていないと、食事が死活問題になります。カロリーメイト的な、簡単な軽食があると良いかも。万一めちゃくちゃ忙しかったとしても、簡単に血糖値が上げられるものがあると安心ですから。

 

③ 敢えて翌日の午後に予定を入れる

当直自体ちょっと面倒くさいですが、次の日の午後にちょっとした楽しみを入れておくと、乗り切るのがさほど苦痛に感じません。大抵の場合は疲労度を考慮されて、次の日は早めに帰れますので。こういうモチベーション管理って、地味に大事なんですよね。メリハリがつくので。

 

 

余談:当直した後はとっとと帰るべき

「俺の若い頃はぁー、当直した後も、夜中まで働いていたんだぞぅー」みたいな医療者っているんですよね。

 

アホか、と。そう思うわけです、僕は。

 

どう考えてもキツイわけで。パフォーマンスが悪くて、医療事故が起きがちです。実際問題として、飲酒後の酩酊に近い状態です。危なっかしい。

 

後輩がつらそうな当直明けでしたら、とっとと家に帰すようにしています。後輩にタスクがあったとしても、ほかの人間で代替可能な内容なら、僕が代わりにこなしていました。

 

 

一人が残りはじめると「そういう空気感」が出てしまう。みんなが当直明けに帰れなくなる。

 

とっとと帰りましょう。一番大事。

 

 

 語郎