一般には書籍を読むことについて、肯定的な立場の人が多いと思います。しかし、なかには「書籍を読んでも、あまり役に立たないのでは」といった意見を持たれる方もいらっしゃいます。よく意見の分かれるところだと思います。
いままでの人生で、あまり書籍を読了することがありませんでした。最近でこそ、ある程度の量は読んでおります。
そんな僕ですが、このネタには決着がついています。「明確なアウトプットの方法論があれば、極めて有効である。しかし、インプットに終始するようでは、時間の無駄」である、と考えます。
僕なりの、アウトプットの方法論と、その有効性について、記録していきます。
・読了しただけでは、完全なる自己満足
趣味であったり、暇つぶし程度であるならば、そこは個人の自由だと思います。あまり形式にとらわれる必要はないでしょう。
しかし、仕事に生かすことを考えたり、何かしらの明確なリターンを想定しているのであれば、やはり「アウトプットに重点をおく」べきでしょうね。
書籍を読了することに終始するインプットだけですと、リターンを得ることは難しい。自分から外界に向けて動きが無ければ、意味がありません。
・アウトプット方法論
書籍の内容によって、いろいろと変わってくるとは思います。軽く参考にしていただければ幸いです。「こういうアウトプットをしているのか」と、みて頂ければ。
①株式・インデックスファンドなどの金融商品を、実際に購入する。
資産運用関係だったり、投資関係だったり、そういった類の書籍の話になります。株式投資、ファンド投資などのネタですね。
当然ですが、そういう書籍の購入動機は「資産を増やす」ことです。でしたら、実際に口座から自分がチョイスした金融商品を購入するのが、理想的なアウトプットですよね。
のっけから、ドでかい額で購入することはありません。ですが、知識をインプットした以上は、少額で良いので買うようにしています。
②アゲハチョウ飼育設備を整える。
アゲハチョウや昆虫関係の書籍の話です。
目的としては「成虫へ導く確率の向上」ですので、書籍にある飼育技法を積極的に取り入れています。事実、成虫になる確率は向上しています。
③書評記事を書く。
すべての書籍に共通するネタだと思います。ブログに、読了した内容の大まかなアウトラインを記録します。
もちろん、完全なネタバレや引用は避けています。あくまで得た知識を忘れないように整理するため、数行だけ書いています。
くわえて、「自分なりの感想」としてアウトプットするようにしています。書籍の内容をまとめただけでは、意味に乏しいからです。
④アプリのメモ帳へ、忘れないうちにメモる。
読了したあと、2、3個でよいので、「書籍で記憶に残った点」をメモります。ほんとうに、一文単位で、2、3個だけです。書籍を読了したあとに、自分の頭に残っていることは、極めてエッセンス的な内容なのだ、と考えているからです。
その点については、忘れずに、実行するようにしています。このメモが、あとで効いてきます。
アウトプットの方法論は、人それぞれだと思います。ベストなやり方を、自分でみつけてみて下さいね。
語郎