はやいもので、そろそろ、11月の中旬に差しかかります。2020年11月の前半に読了した書籍を、ご紹介しようと思います。今回は、2作品でした。いつもより、やや少なめです。
最近は、家で読書する時間も減ってきています。せっかく時間がある時には、インプットよりも、アウトプットに重点を置こうと考えています。その意味では、良い変化なのかも知れません。
わりと、鉄板になっている書籍です。ご参考までに。明らかなネタバレなどは、避けております。概要を掴んでいただければ幸いです。
・『人を動かす 文庫版』 創元社 D・カーネギー (著)、山口 博 (翻訳)
おススメ度:★★★
自己啓発本の、鉄板みたいな書籍ですね。ご存じの方も、多いかも。人間関係や、ビジネス上でのトラブルを回避するための方法論が、まとまっています。
それぞれの章ごとに、テーマが設定されています。各章のテーマにそって、具体的な事例を交えて、解説されているような感じでした。アメリカの作家ということもあってか、事例もアメリカのビジネスシーンが多かったです。
個人的見解:
アメリカの老舗企業にまつわる、エピソードが豊富で興味深かったです。あと、リンカーンのエピソードとか。ちょっと教養が増えたので、満足でした。ページ数は、そこそこ多いものの、飽きることはありませんでしたね。「いかなる場合にも、怒らない。ほめる」とか、文字通りに実践するのは中々ハードルが高い気もするのですが、いかがでしょうか。
・『ミニサイトをつくって儲ける法 ほったらかしでも月10万円!』
日本実業出版社 和田亜希子 (著)
おススメ度:★★★★★
ブログとは一味違って、ウェブサイトを構築する方法論が書かれている書籍です。ミニサイトとは、「一つのテーマに重点を絞った、コンパクトなウェブサイト」の造語です。著者様が命名したようです。
ブログですと、何もしなければ、過去記事は埋もれてしまいます。そうなりますと、初めて訪れた人にとって、欲しい情報までアクセスする手間が増えます。そういった不便な事態を回避するため、ウェブデザインや導線を考えるきっかけが書かれています。
個人的見解:
題名で目を引かれますが、「サイト作って、ガッツリ儲けようぜ!」といった内容では決してありません。どちらかといえば、ウェブサイト作成の初心者が、つまづかないように導いてくれる内容です。丁寧なサイト作りで、訪れる人を満足させてあげられるような、心遣いが大事なのだと実感しています。この雑記ブログから、テーマをつまんでウェブサイトを作ってみたくなりました。
語郎