ちょっと早いですが、2020年9月に読了した書籍を紹介させて頂きます。
活字に飽きてきたので、ちょっと漫画も取り入れてみました。おススメ度の★は5つ星がマックスです。
では、ざっと、ご紹介。
・『年収100万円で生きる』 扶桑社 吉川ばんび (著)
おススメ度:★★★
年収100万円か、それに近い経済状況の方たちの、生活実態を紹介しています。それぞれの章で、まったく違った要因で苦境に立たされているケースが取り上げられています。実際にニュースで見聞きするような「××難民」といった状況が、リアルに感じられます。
個人的見解:
「ネットカフェ難民」などは、よく知られていると思います。そういった方のリアルな声が収録されています。なかなか、壮絶だと思っています。こういったリアルに、目を背けてはならない、といつも感じます。「自己責任が強調されすぎる社会」という構造的な問題も考察されています。全体的に、読みやすいです。
・『日本一「ふざけた」会社の ギリギリセーフな仕事術』
中央公論新社 シモダテツヤ (著)
おススメ度:★★★★
webクリエイターのシモダテツヤ さんの著書です。面白い企画を作る際の、心構えや仕事の進め方について、ユニークな文体で書かれています。サクサク読めると思います。
個人的見解:
めちゃめちゃ、面白かったです。下手な自己啓発本より、よほどタメになると思います。「ユニークで面白い企画」をやる際の、リスクヘッジもばっちり。「炎上商法」のような嫌らしさがなく、好感がもてました。なにより、コンテンツ作成への誠意があります。ファンになりました。
・『村上世彰、高校生に投資を教える。』 KADOKAWA 村上世彰 (著)
おススメ度:★★★★★
村上世彰さんの書籍になります。投資哲学、財務諸表の読み方、四季報の読み方、人生論、が一冊にまとまっています。高校生の質問に対する回答も、コラムとして紹介されています。
個人的見解:
内容は、いままで出版されている村上さんの書籍と被る事項が多いです。ただ、財務諸表やファンダメンタルズについての解説が分かりやすいです。コラムでの高校生との対談も、参考になると思います。バリュー投資をしたい方、村上さんの投資哲学を知りたい方には、おススメの一冊です。
・『良心をもたない人たち』 草思社 マーサ・スタウト (著)
おススメ度:★★★
ちょっと前に話題になった書籍です。外国でのサイコパスの事例紹介となっています。ただし登場する人物は、実際の症例をベースに作られたようです。実在の人物ではないと前書きにありました。
10ケースほど、それぞれ毛色が違ったサイコパスの方が登場します。最初にケース紹介、そのあとで詳しく考察するような構成です。
個人的見解:
たいへん、興味深かった。それに尽きますね。サイコパスといっても、全員が全員、社会的に成功するわけでもなく、どこかで躓くケースも多いよう。希望の持てる締め方でよかったです。
・『五等分の花嫁(1~14巻)』 講談社 春場ねぎ (著)
おススメ度:★★★★
アニメ化もされた漫画作品です。もう完結しています。個性的な五つ子と、彼女らに勉強を教える同級生男子のラブコメです。誰と最終的に結婚するのか、隠されたまま話が進みます。
個人的見解:
漫画を最近は読んでいませんでした。アニメが面白かったため、続きが気になって購入しました。絵がとても綺麗です。特に背景が、めちゃ細かくてすごかった。五つ子も、みな魅力的なので、作品としては万人受けすると思います。
語郎