正直、「またか・・・」と思いました。そうです。また、大がかりな「投資被害者続出」案件の発生です。2020年9月18日、おおきなニュースになっています、ジャパンライフの投資案件です。
ページ上部にリンクしてある記事は、僕がこのブログを運営して間もないころに書きました。「資産運用云々のまえに、まずは投資詐欺に注意しなさいな」というのが、一貫した僕からの警笛です。
・資産運用もいいけどね・・・
「資産運用、しとるぜ!!!」みたいなドヤ顔で、アピールしてくる人が増えました。僕の周りでも、とても多いです。「お、おう・・・」としか言えません。
そういった人達が、「投資被害者」になっていないか、とても心配になります。今回の件の被害者の中には、数千万単位で投資していた高齢者の方もいらっしゃいます。いままでの投資商品や預貯金を切り崩して、この案件に1点張りでブッ込んでいたそうです。
おそらく、というか、99%、泣き寝入りでしょうね。この案件の被害者。悔しくて、いたたまれない話です。「金かえせ!」と被害者がいっても、会社が倒産してしまったら救済資金も出てきません。もうすでに、お金は使われています。
今回についても、オーナー商法だそうです。僕が警告していた、ポンジスキームの可能性が極めて高い。自転車操業的に運営するんで、いつか破綻します。というか、破綻しちゃいましたね。
・対処法
「こいつは金を持っている」と、詐欺師から思われているのか、しょっちゅう僕のもとには怪しい話が舞い込んできます。人づての紹介だったり、直電話だったりで。
そんな中でも、僕は自分の資産を防衛できております。そんな際どい体験をしている僕が、そういった「怪しい案件」を上手く切り抜ける見分け方を記録します。
①やたらと高利回りを提示してくる
うん。まず怪しいですね。たとえ利回りが良くても、リスクの面での話が乏しければ、疑ってかかるべきです。
②「すごい人」が登場してくる
身近な人から、「儲かる投資話があって、実際に自分もやっている。成功者を紹介したい」と言われたりします。「成功者ってなんやねん(哲学)」って話ですけども。
そこで話に乗っかると、成功者に鉢合わせになるイベントが発生します。どうやら「すごい人」らしいですが、ちょっとテカテカしてて既に怪しい。
このような、成功者を連れてくるパターンも、要注意です。ロクな話がない。こうやって親子関係の連鎖が続くようなパターンは、まず疑ったほうが良いです。
③ネットで検索
今風ですね。言われた投資案件について、あなたのポッケに入っているスマホで調べましょう。GoogleでもTwitterでも、何でもいいです。とにかく、よく調べることです。
そういった案件ですと、すでに怪しいといった口コミも多数でているハズです。自分のところに来るまでに、だいぶネットでさらされている可能性が高い。ネットを使わない手はありません。
「なんか、よー分からんけど、儲かりそう。えーい、振り込んじゃえ」ってやると、破綻しますよー。
・こころ構え
10万円の投資なら、10日考えて決める。
100万円の投資なら、100日考えて決める。
語郎