有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

月収100万・貯金1000万を突破した有給医の、3つの要素と今後の展望。

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今まで記録していなかった、自身の資産状況を公開する。細かい数字は丸めて記載している。資産形成の参考にして下さればと思う。表題のとおり、当たり前ではあるが基本となる資産形成のコアを伝えたい。

 

今年の4月からバイト(本勤務先とは別の施設)の仕事のコマ数が急増しており、土日も満足に休めなかった。その代わり、収入が大きく増える形となった。次に記載するのは月あたりの月収(労働収入)であり、税引き前だ。

  • 本勤務先の月収:70万円
  • バイト先①の月収:10万円×2回=20万円
  • バイト先②の月収:11万円×2回=22万円

ざっくりと月収100万円は超えている。

 

次に示すのが、預金の金額である。

  • 地方銀行の預金金額:1020万円
  • 投資用口座の預金金額:50万円

預金の合計は1000万円超である。

 

私は28歳の男性であり、この年代からすればかなり蓄えていると感じている。同期と比較しても異様に多い。なぜなら、資産形成のコアを意識して生活しているからだ。以下の式が最重要。

資産=(収入-支出)+(運用資産×利回り)

上記の通り、総資産は収入と支出の差額に投資実績を加えて算出できる。あたり前ではあるが、3つの要素が映し出されている。

  • 収入・・・基本は労働による収入
  • 支出・・・生活費
  • 運用資産×利回り・・・投資による利益

口座を出入りするお金がどこに分類されるのか、常に意識している。収入や投資で大きく増やすのは困難であろうから、まずは支出を抑えることが肝心だ。そして浮いたお金を投資に回して、利益を出して蓄える。雪だるま式に増やすのだ。このサイクルが破綻すると資産は目減りするだろう。

 

私の場合、

  • 収入・・・医師としての労働収入を増やすべく、副業バイトに勤しむ。
  • 支出・・・実家暮らしで節約する。食費を家族で一括する。浪費しない。
  • 運用資産×利回り・・・英国株インデックスファンドで回す。介護事業に参画。

といったところである。実をいうと、まだまだ投資の実績が乏しい。実は不動産投資参入予定であったのだが、コロナ禍で話が飛んでしまった。中野区と江東区に気になる物件があり、声をかけていたのだが・・・。いずれもインバウンド需要を見込んだ案件であり、今は厳しいと思っている。

 

私としては、自分の資産状況を険しい目で見ている。決して満足できる状態にはないと思っているからだ。そう、資産フローが労働収入に依存する形であり、いつでも破綻する懸念がある。バイトを打ち切られれば、すぐさま月収は下落するだろう。また、貯蓄が多いことは自慢にはならず、上手く運用できていないことと同義だ。そのため、もっと現物資産を保有したいと思っている。米国株式投資に詳しい医師の友人に、勉強させてもらうことを考えている。

 

医師としてのスキルアップは大切にしたい。しかし、専門医や学位が自身の労働収入に大きく寄与するかと問われれば、疑問である。上司の医師の状況をみるに、勤務医としての月収は頭打ちする。そもそも労働収入が増えるのは年功序列によるところも多いのでは。資格ばかりに左右されないようにしたい

 

 

語郎