有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

銭ゲバの、情けない話。銭ゲバ医者の誕生まで。

・閲覧ありがとうございます。

ブログをはじめてから、ぼちぼち3ヶ月になります。思った以上に沢山の方に閲覧いただき、大変うれしいです。ありがとうございます。テーマがあっちこっち飛びまくっている感がありますが、それが「味」として生きてくれれば嬉しいです。

 

記録をみて下さると、投資ネタ・昆虫ネタ・医学雑学ネタがコアになっているのが、お分かりになると思います。

 

ちょっとした休憩がてら、僕の価値観について、少し記録したいと思います。

 

 

 

・倹約家、守銭奴銭ゲバ

まったく、イメージの悪い単語が羅列されていますが・・・。実際のところ、僕の性格や行動体系の核は、ここに尽きると思っています。

 

ただいわゆる、「儲け主義」とは、若干色彩が違うことを強調したいのです。サービスのクオリティーをおろそかにするわけではなく、ただただ「お金を大事にしすぎる」性格なのだと自己評価しています。

 

大学生くらいから、この性格が尖ってきたと感じます。

 

 

 

・「タダでも良いので、勉強させてください」の違和感。

たしか、大学3年生くらいだったと思います。ある授業担当の先生が「申し訳ないけども、あまり医療で稼ぐとか考えないで欲しい。無給でも頑張るんだ」と仰いました。

 

・・・・ちょっと絶句しましたよね。無給じゃさすがに、生活できませんよね。

 

今度は最近の話ですが。僕の診療科目に異動したがっている、他の科目の若手医師がおりました。その医師とは、とても仲がよかったです。僕は好きな参考書などを薦めていました。「本だけ紹介してあげて、勉強してくれれば良いだろう」と思っていたのですが、いよいよ科目を移りたいと本人は希望されました。

 

人員の都合で、部長からは雇えないと言われた結果、彼の口から飛び出したのが「タダでも良いので、勉強させてください」でした。

 

・・・・ちょっとした、ひと夏のホラーでしたよね。

 

 

 

・金銭感覚の破綻

わりと頻繁にある話です。せまい業界で、せまいメンツとしか接点がないため、金銭感覚が悪い方向にブッ壊れているんだと思います。

 

医療でお金儲けは良くない。患者さんは苦しんでいるため、自分たちも甘えてはいけない。そんな理念が経済的な部分にも波及しているのだと思っています。

 

たしかに、儲けるためだけの医療には違和感がありますし、不誠実である。ただ、そうはいっても、働いている側の生活や安全もありますよね。「無給で働いたりするのは、変だよ」と言ったら、ちょっと変な目でみられちゃいましたよね。

 

あたり前の主張が通らない業界なのだな、と寂しくなりました。

 

 

 

銭ゲバへの道

こういった周辺環境の結果、自己防衛的に、銭ゲバになっていったのだと分析しています。そして、どんどん倹約家になっていきました。

 

初デートの食事場所探しで、いろいろと悩みました。結果、食事代をケチって、牛丼屋に行こうとガチで画策していました。「初デートは、安あがりの牛丼屋にしようと思います」と先輩に真顔で言った所、すごい冷たい視線を送られました。「・・・そんな奴はじめてみた」と言われてしまいました。

 

いろいろと大失敗を繰り返しています。すこしでも、皆さまが轍をふまないように、記録していこうと思います。

 

 

 

語郎