有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

投資がコワいという感覚は正常。

 

 

 

株は人生経験

人生経験だと思い、数年前からネット口座で株式投資しています。安全第一の堅調な投資を心がけていました。その甲斐あってなのか、まあそれなりに資産は増えていました。

 

一度でも投資経験があると心理的ハードルが下がって、楽しくなる面もあるでしょう。株が好きな友人もおり、日本株式のみならず外国の株にも挑戦しているようです。

 

投資をしていない人からは「投資ってどうなの? やりたいけれど、怖いよね?」と質問されたりします。「意外と何とかなる(適当)」と僕が言っても、やっぱり恐怖感からなかなか実行しないのです。

 

 

 

モノはためし

恐怖感を一度もってしまうと、なかなか踏み出そうとする気力が削がれてしまうんですよね。でもお金に関することをコワイと思う感覚って、すごく大事だと思います。 お金を大事にしないと、へんてこな投資話に引っ掛かってしまうかもしれない。

 

社会人になった時、株やら投資に詳しい人が身近におりまして。その友人に書籍を勧められ、情報を取り込んでから、僕は投資を始めることにしました。

 

最初は勿論、怖かったです。でも僕は「最悪の状態」って枠組みを作ってから挑戦するので、恐怖感はコントロール出来ました。

 

 

 

「最悪の状態」

ここでいう「最悪の状態」ってのは、投入した資金が全て溶けてしまう状況です。10万で株なり何なりを購入して、何も回収できずにポシャること。

 

10万が溶けても許せる人はいるし、1万でダメな人もいる。「いくらなら溶けても大丈夫なのか」という最悪のラインを引くことにしました。

 

このラインは人によって違うし、人生のサイクルでも違ってきます、多分。学生の頃は1万が溶けて騒いでいたのに、貯金が増えて動かせるマージンが増えると余裕が出てくる、的な。

 

 

 

結論・・・まずは貯金プールを作ること

先の話のように、余裕の幅も広いですから。投資で利益を得るくらい余裕を持つためにも、まずはしっかりした貯金プールが欲しいところ。

 

・給料の半年〜一年分は生活防衛費としてプールしておく。緊急事態以外には触らないお金にする。

・それ以上に溜まった金額の一部を投資に回す。

こんなところでしょうかね。

 

 

※資産運用「だけ」の厳しさ

株や仮想通貨「だけ」で、不労所得を得たり、億万長者になれるか、というと。やはり現実的ではありませんよね。配当にしても、利回りを得るにはそもそも投資額が大事ですので。5000万で利回り3%として、年に150万ですからね。そもそも5000万貯めるのに何年かかるのやら、って話。目減りする年もあるでしょうし。

 

「預金だけで満足せずに、部分的であれ投資へ流すお金を確保する」っていうスタンスが賢い気がしますね。

 

やはり現実を見つめながら折り合いをつけるようにしています。

 

語郎