有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

六本木の外人モデル参加の飲み会に行って、非モテ医者が後悔したこと。

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非モテ医者シリーズ、好評

すっかりシリーズ化した感がある『非モテ医者』シリーズだが、すべて僕が体験した真実。もちろん特定されうる固有名詞は伏せてはいるが、ロケーションなどはすべて事実だ。タワーマンション写真も許可を得て撮影したものを掲載している。少しでも臨場感を味わっていただければ幸甚だ。

 

 

またまた誘われる非モテ

「お疲れ様です。今週の木曜日、六本木のバーで飲み会がありますけど、来ますか?」。いつも合コンに誘ってくれる自営業者の男性から、LINEが届いた。仕事が忙しい時期だったため、断るつもりでいた。しかし、次のメッセージが追加で届いた。「今回はスゴイですよ。外人のモデルさんが来るみたいです」と。秒で参加を決意した。東京の田舎に住む身としては、六本木なんて足を踏み入れたこともない土地。外人モデルとも人生で会ったことはもちろんない。興奮したものだ。だが後に切ない後悔をすることになる。

 

昨年の秋だった。場所は港区六本木のバーが飲み会の会場だった。六本木駅から徒歩で15分ほど。大通りから少し裏道に入った場所にあった。バーは会員制らしく、紹介がないと入れないらしい。店内はオシャレな雰囲気で、いかにも六本木といった感じだった。立ち飲みできるスペースも広く、個人的には満足であった。

 

僕を誘ってくれたのは自営業の方だ。保険の営業で優秀な成績を残していた。バーの店長と顔見知りであり、このたび開催することになったという。

 

外人モデルがいた・・・

男性は営業マンや自営業の方が多かった記憶がある。特に記憶に残っているのは、ある公務員の方だった。その男性がやたらと交友関係が広く、外人モデルとも付き合いが多いのだそうだ。女性は、聞いていたとおり外人モデルが沢山いた。一人や二人ではなく、大勢いたのだ。詳細を聞いたところ、有名な雑誌でモデルをしていることが分かった。「ホンモノだ・・・・」と恐怖した。特にロシア人モデルは際立って足が長く、日本人離れした体型だった。色白さも、際立っていた。

 

いつものとおり、縮こまった僕は取り皿に食事を山盛りにして貪っていた。いつもの先輩が来ていなかったため、完全にソロプレイ状態だった。厳しかった。声をかけずに大皿を平らげる自分が情けなかった。

 

だが外人モデルとはいえ、同じ人間だ。会話してみよう。決意した。「あの、すみません、お話いいですか?」と僕が声をかけるも、相手は反応がなかった。というより、困惑の表情を浮かべて呆然としていたのだ。どうしたのだろう。周りの男性に聞くうちに、衝撃の事実が判明した。そう、日本語が話せないのだ。カタコトでしか話せず、コミュニケーションが取れないのだ。

 

英語は大事

それならば英語で話してみるか、と決意した。しかし受験勉強以来、全くふれていなかった英語が突然話せるわけもなく、呆然としていた。なかには英語が堪能な参加者男性もいて、楽しそうにしていた。なかには日本語が話せるモデルさんもいたため、助かった。

 

いつ英語が必要になるか、誰にも分からない。英会話を勉強しようと決意した夜だった。

 

語郎