キアゲハを飼育中です。前蛹、ようするにサナギの一歩手前の状態になりました。
その様子は、前回の記事【キアゲハ飼育日記②】に記載しています。
飼育続行中です。今回は【キアゲハ飼育日記③】として書きます。
サナギ(2021年10月10日 3匹/3匹)
ここまで、文字通りのトントン拍子で育成が進んでいます。
前蛹には無事なれたので、ここからはサナギになるのを待つだけ。
んでもって、10月10日にサナギ化しました。それも3匹とも。
(①サナギ)
(②サナギ)
想定どおり、前蛹になった3匹とも、無事にサナギになることが出来ました。
ここまで順調です。
上のほうの写真「①サナギ」を見てもらうと分かると思いますが、よくよく目を凝らすと、サナギの前面にあたる部分に触覚のような部品が見えます。だんだん段階を経て、成虫のイメージが透けてきます。
下の写真「②サナギ」のとおり、全体的には灰色~黄色味を帯びており、一部黒い帯のような縁取りがあります。3匹とも同じような色合いでした。
サナギの様子
当然ながら、幼虫のときとは異なり、動きがありません。
ただ、意外なことかも知れませんけれど、サナギは全く微動だにしないわけではなくて、外部の振動があるとピクピクと動きます。その場合でもサナギがだいぶ成熟してこないことには、動きが分かりにくいともされます。
あまりむやみに触ってしまうと、それだけで弱ってしまう原因になります。
気になるかもですが、じっと待つのが無難。
夏型か春型か不明
夏型:夏場にサナギになり、そのまま夏に羽化し、夏場に活動する。
春型:夏の終わり~秋口にサナギとなり、越冬し、翌年の春に羽化し、活動する。
うーん。なんとも時期的には微妙ですが、もう秋口ですし、やはり春型なのでしょうか。なんとなくサナギの色合いも地味ですし、やはり春に羽化しそうな印象です。
こればかりは、実際に育ててみないことには分かりません。
しばらくは、ひたすら「待つ」ことになります。
どうなるのか、まだ分かりません。
語郎