キアゲハのサナギがうまいこと羽化したので、その時の様子をお伝えします。
前回の【キアゲハ飼育日記③】では、サナギになったところまで記録しました。
タイトルどおりなのですけれど、うまいこと飼育が進んでいるので、続きを記録しましょう。今回は【キアゲハ飼育日記④】です。
羽化、成虫(2021年10月19日 1匹/3匹 )
サナギの時期は特にやることがありません。飼育ネットのなかにサナギを移動させ、羽化に備えると。エサをあげることもありませんし、ひたすら待つだけの時期。
2021年10月19日の夜、3匹のうち1匹のサナギから成虫が出てきました。
ちょうど布団に入ろうとしていたとき、視界の隅にある飼育ケースでモゾモゾと物体が動いていました。
あまりにも唐突にことが起きたため、思考停止してしまいました。よくよく見ると、キアゲハの幼虫がネットを登っているところでした。
案の定、綺麗でした。
ほかの2匹は謎
ほとんど同じような時期に3匹ともサナギになったにも関わらず、ほかの2匹は羽化する様子が見られません。
羽化前には羽の黄色が透けて見えますので、「今夜あたりに出るだろうなぁ」と予想がつくものです。しかし、いまのところは2匹ともまだのようです。
まあ、まだ分かりませんけれどね。明日になったら透けて羽化寸前、なんてこともあるかも。
でも2匹とも越冬するとしたら、これまた奇妙ですよね。
どういった条件で「越冬するのか、しないのか」が決まるのでしょうかね。同じ部屋にいて、同じ温度・湿度で過ごしていたのにね。
飼育の世界は奥深いですね。
語郎