週末、蚊に刺された
先日、所用で車に乗っていました。道中あまりにもヒマだったので、車内でボーッとしていました。すると右手の甲にムズムズする感覚が走ります。何かホコリみたいなものが付着した感触でした。
見ると、蚊が止まっていました。 まさに針を刺し、吸血しようとしています。
血を吸われる
久しぶりに近くで蚊を見ました。
蚊は人間に病原体を運ぶ衛生害虫です。こればかりは事実。ただ昆虫好きとして、叩いて駆除することに心理的抵抗が発生してしまいました。ゆうても生き物ですからね。発見した時点で血を吸われていたので、時すでに遅し、でした。
いっそのこと、じっくり見てみよう。そう思ったのでした。できれば写真も撮りたい。でも素早いでしょうし、うまく肌にくっつかせる方法はないものか。考えておりました。
力を入れてみた
「蚊に血を吸われた時に力を入れると、針が抜けなくなる」という話をふと思い出しました。せっかくなので、試してみることに。
写真:力を入れている絵
思いっきり力を入れています。コブシを握り、皮膚が突っ張っている様子が感じ取れるでしょうか。
結果
噂のとおり、なかなか肌から蚊が抜けませんでした。じつは写真の元は動画なのです。かれこれ30秒以上は僕の血を吸ってました。アップしているのは画像ですので、時間感覚は伝わらないと思いますが。
途中で針を抜こうとする蚊の動きがありましたが、なかなか針が抜けないようでした。
これだけだと何とも言えませんが、やってみた印象としては、確からしいと思います。
余談
・お腹の部分がドンドン赤くなってきて、「小さいのに不思議な生き物だなぁ」と感心してしまいました。
・血を吸うのは、メスの蚊です。
・写真の蚊は「ヒトスジシマカ」でしょう。写真を拡大すると分かりますが、お腹の模様がシマシマで、どちらかといえば「黒い系」の色味を帯びた体です。数年前に大騒ぎになった「デング熱」を媒介するのも、この種類の蚊です。
語郎