初見の昆虫
久しぶりの昆虫ネタを。令和3年も春先に入りましたので、昆虫も活動的になってくるのです。僕もウカウカしていられません。
先週末、いままで見たことのなかった昆虫を発見しました。 すごく珍しいというわけでもないのですが、都心部で今まであまり見かけませんでした。個人的には初見でして、もの珍しいので撮影に至りました。
観察
・羽:非常に薄い。飛行は可能な模様でした。 自力で飛ぶことは出来ますが、どちらかといえば「舞う」ような動きでした。飛翔力は強くないのでしょう。
・頭部:トンボの頭部に類似しています。
・胴体:特徴的にそり返っています。 若干シマシマの模様があります。胴体だけですと、大きさは2cm弱といったところでしょうか。
・触覚:長めです。あと尾っぽにも長い触覚のような構造があります。
全体のフォルムからは、どことなくトンボを連想させます。小さいトンボのイメージです。
カゲロウ
調べてみたところ、カゲロウのようです。
カゲロウは、寿命は1日程度と昆虫界の中でも最短命の部類です。長くても数日程度のようです。はかない昆虫なのです。
撮影したのが週末でしたので、もしかしたら写真の彼は、地球上で生命活動を既に行っていない可能性があります。はかないものです・・・。
成虫になってからは数日ですが、幼虫期間はそこまで短くないのです。要するにセミに似た生活環なのですかね。
いいモノを見させていただきました。
語郎