Googleサーチコンソールの確認項目
ここではGoogleサーチコンソールで最低限確認しておいた方がよい項目をまとめます。サーチコンソールが検索エンジン目線のツールであることは、以前に記録したとおりです。 じつのところ、アナリティクスに比べると、項目数自体が多くありません。使っていくうちに自然と慣れることが殆どだと思われます。
とはいえ、あまり使い慣れていないうちは混乱することも多いですね。今回も今までにまとめていた情報から、抜粋して記録します。前回のアナリティクスと比べると、だいぶ緩めです。
では以下に記録します。
確認項目
最低限見ておきたいのは、下記の通りです。煩雑になると分かりにくいと思うので、要点だけ記録します。すべてトップページのメニューから簡単に移動できます。それぞれの項目をまとめます。もちろん、これが全てではありません。
①サマリー
検索パフォーマンス:検索エンジンを経由してブラウザに表示された回数と、サイトへクリックされた回数が分かります。
カバレッジ:自分のwebサイトが、どれほどインデックス登録(検索エンジンが認識すること)されているのか、がまとめられています。
②検索パフォーマンス
上に示した①の検索パフォーマンスを、より詳細に把握できるメニューです。合計クリック数、合計表示回数のほか、平均CTRと平均掲載順位も表示されています。
平均CTR:クリック率のこと。表示された回数の内、何回ページがクリックされたのか、という指標です。当然ながら高い方が理想的。
平均掲載順位:文字通り、ページの表示順位の平均です。
これらにくわえて、webサイトに検索エンジン経由で流入する際のワード組み合わせも表示されます。おおまかな特徴が掴めるハズです。ついでに単語ごとに表示される回数もまとまっており、とても有用。定期的に確認しましょう。
③URL検査
個人的にとても重要だと思う項目です。自分のwebサイトのページが、きちんと検索エンジンに認識されている(インデックス登録)のかを確認できます。
URLを入力して数分待てば結果がでます。もし登録されていなければ、検索エンジンとしては「存在していないwebページ」と等しい扱いを受けます。
もし登録がされていないのであれば、「インデックス登録をリクエスト」のボタンを押しておきましょう。押したからといって必ず登録されるわけではありませんが、放置するよりかはマシです。
④サイトマップ
先に示したURL検査は、サイトの1ページについて適応されます。つまり1ページずつしか検出できません。小回りは効きますが、webサイトそのものでインデックス登録をすることには不向きです。
ここで出てくるのが「サイトマップ」です。「サイトマップ」は、サイトのリンクをまとめた案内図のようなページです。その案内図をみれば、検索エンジンはサイトのページを一覧として理解しやすい、という寸法です。
/sitemap.xml がサイトマップのインデックスになります。理由は謎なのですが、なぜかはてなブログだと、このサイトマップ登録がうまくいかず、なかなか読み込まれない事案があります(体験済み)。なぜなのか、謎です。単純に検索エンジンとの相性が悪い説が有力です。
面倒くさい人むけ
どうしてもイチイチ確認するのが面倒くさければ、Googleサーチコンソールの「サマリー」ページに大まかなデータがまとまっています。最低限これだけでも流し読みすれば、最初のうちは大丈夫だと思います。なれてきたら、URL検査などもトライすると良いでしょう。
参照記事
参考文献
前回と同じ。
語郎