有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

クロアゲハ幼虫、飼育8日目。サナギには至らず。そろそろか。

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クロアゲハ幼虫を保護してから、1週間が経過した。緑色の終齢幼虫で保護したので、もうそろそろサナギになると思っている。葉を食するスピードも、やや落ちてきた。サナギになる時の重要なサインは、以下の2つだ。

 

  • 餌を食するスピードが落ちる。
  • 下痢をする。

 

終齢幼虫になって1週間を過ぎたあたりから、このポイントに留意して経過をみる。そうしないと、餌を食べなくなったと心配になってしまう。問題ない。サナギになる準備をしているだけだ。

 

さて、昨晩の様子は以下の写真。念のため、葉を補充しておいた。

 

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昨晩は葉をかじる音が聞こえなかった。サナギ化が近いため、さほど心配にはならなかった。

 

朝起きてみて、下のような状況。

 

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びっくりするほどの量は食べてはいないが、少しは食した様子だった。糞もたくさん転がっている。

 

そろそろサナギになる日も近い。幼虫フェーズの観察も、今のうちにしておこうと思った。そういえば今までスケールとなる物差しがなかった。科学的見地から、近くにスケールを置いて撮影した。

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5cm弱、といったところだ。幼虫は伸び縮みするため、正確な長さを計測するのが難しい。

 

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葉を食べるために体を伸ばすと、だいぶ長くみえる。これだと5cmは余裕で超えているだろう。

 

図鑑で調べてみた。クロアゲハ幼虫の体長は5.5cmほどらしい。ちょうど合致しているのが分かった。それにしても、飼育1日目と比べると、とても体が長くなった。そして重たくなった。葉の上で休んでいる最中、他の葉に移動しようとした結果、バランスを崩して葉ごと横転してしまった。体のサイズが小さいころには、見られなかった現象だ。重くなっているのが分かる。

 

 

今日は雨も降っておらず、絶好の昆虫日和だった。7日目の記事に記載したとおり、いつもの公園に行ってみた。が、肝心のアゲハチョウ幼虫が見つからなかった。卵さえ、まともに見つからなかった。梅雨の時期で昆虫を探していなかったからだろうか。選球眼が衰えていた。

 

とそこに、見慣れない昆虫を発見した。

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カマキリだ。じっとシャッターを見つめている。目が黄色くて、どことなくエイリアンっぽい。保護して飼育しようと思った。ただアゲハチョウ幼虫と違って、葉だけでなく小型の昆虫も餌として必要そうだ。カマキリは昆虫界で肉食系なのだ。・・・と迷っていたら、あっけなく逃げられてしまった。

 

 

特段の収穫もなく、家に帰ってきた。クロアゲハ幼虫の葉を食するスピードは遅いままだった。水っぽい糞をしたので証拠写真として記録する。

 

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写真では分かりにくいかも知れない。水っぽくて、手のなかで簡単に崩れてしまった。ブニブニしていた。だんだんと柔らかい便になっていくのである。しまいには完全に下痢をする。完全な下痢は一生に一回しかしないようである。水分を出し切ってから、サナギになるのである。

 

サナギになる日は近い。

 

語郎