有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

使ってみて分かった、Linuxのメリット。

 

Linuxのメリット・デメリット

先日Linux関連の記事を書きました。せっかくですから、実際にLinuxを使うことによるメリットとデメリットをご紹介します。

 

Linuxの名前は知っているけれど、よく分からない」、「検討しているけれど、メリットが分からない」という方に向けてご紹介したいと思います。

 

大前提ですが、厳密にいうと「これが、Linuxです!!」という単品のOSはありません。誤解されやすいのですが、「Linux」というOSが単品で存在しているわけではないのです。

 

Linux系OS」としていくつか種類があって。それらOSのコアになっている部分(カーネル)がLinuxとして共通しているという話です。基本的な部分は、どのLinux系OSでも共通していますので、そこらへんを踏まえてみてください。

 

メリット

①軽い

インストール直後のデフォルト状態では、不要なソフトは入っていません。必要なソフトなりプログラムは、自分で後から追加するようなスタイルです。

 

必要最低限なプログラムで構築されていますから、立ち上がりが早いです。普段は「重たい」OSを使っているので、その起動速度に驚きます。ちょっと古めのコンピュータに入れても、滑らかに動きます。

 

(個人的には、立ち上がりの速さは最優先事項だったりするので、重宝しています。)

 

スクリプト言語がデフォルトでインストールされている

pythonperlrubyあたりの、いわゆる「スクリプト言語」と呼ばれるプログラミング言語が、デフォルトでインストールされた状態になっています。そのため、プログラミング学習をしたい人にとっては、すぐに開発に入れます。インストールの手間が省けます。

 

とはいえ、pythonは何故か2系で古いバージョンでした。古いと不具合が起きるため、いずれはアップグレードしなきゃですね。それでも、最初にインストールする手間が省けるのは利点です。

 

③コマンドの文字列処理力が強力

ターミナルで実行したコマンドは、当然文字ベースで出力されます。その出力された文字に対して、別のコマンドを組み合わせて実行することで、柔軟に文字列の処理ができます。また、文字の検索能力にも優れたコマンドが多いのも、魅力的です。

 

コマンド群自体が、ある種のプログラミング言語のような強力さがあります。その分、つかいこなすのは難しいかも知れません。 

 

④システムの設計をイジれる

WindowsMacでは、加工できない奥まったシステムも、自分好みに改造できます。商用のOSとは違い、すべてのプログラムを閲覧できます。

 

よって、コンピュータ内部の挙動が分かるようになります。

 

⑤無料

無料です。タダ。万が一、改造中に壊してしまっても、またインストールできます。

 

 

デメリット

・周りにユーザーが少なく、相談しにくい面がある。

・WordやExcelが標準で入っておらず、またそれらと互換性のあるソフトも完全ではなく、普段使用するには向いていない?

 

語郎

 

kataroh.hatenablog.com