Linuxコマンドを実践している近況
モノやサービスを買わなくなってから、久しいです。仕事がなくて起きている時間は、ずっとコンピュータいじりをしているため、部屋から移動もしないし欲しいものもありませんでした。仙人みたいな生活でした。夜中まで起きてPCいじり、起きて仕事に行き、暇な時間にPCいじり。
普段使っているOSやソフトも、無料配布されているので、とくに購入してインストールすることもなく。とはいえ、Linuxのコマンドについて無知だったため、そこらを実践しようと思いました。ちょうど最近、ようやく1冊だけ本を購入しました。
記事の一番下に貼り付けている書籍です。
Linux使用の動機
ペネトレーションテスト体験(ネットワーク含むセキュリティーのテスト。ぞくにいう侵入試験)のため、Kali Linuxを仮想環境に導入しました。
仮想環境構築・・・Virtual Box
ゲストOS・・・Kali Linux 2020-4
せっかく導入したので、いろいろとイジることに。ところが、いざセキュリティーツールをKali Linux上で実行しても、ターミナル画面での操作がメインになります。
普段のデスクトップPCのような、グラフィカルな画面ではなくて、文字ベースの画面になります。当然、内部のLinuxのコマンドも知らない状況でしたので、そのあたりを実地でやらねば、と思ったわけです。
基本コマンドは覚えておきたい
下にご紹介している書籍については、ほんとうにおススメです。いろいろ本屋で見たあたり、内容としては特に充実しています。
①環境設定
②基本コマンド
③コマンドの連携、正規表現、テキスト処理
⑤その他のテクニック
上記について、網羅的に把握できます。書籍全体をつうじて、図や表が多く、視覚的に分かりやすいです。とくに、コマンド周辺の入出力関係の概念図が分かりやすい。
全体として、応用も利かせやすい本だと思います。
とりあえず、端末に打ち込みながら実践して、一通りやってみる。あとで分からないことを辞書的に振り返る。そんなふうに使うとベストだと思います。
おかげでペネトレーション関係の書籍の理解度が、急上昇しました。
注意点
書籍にも注意があるとおりですが、WindowsやMacでは操作できないような、OSの根幹部分をファイル操作できてしまいます。
すべてファイルで環境設定されていますから、間違って重要なファイルを上書きしてしまったり、あるいは削除してしまったり。うかつにrootユーザーで管理者コマンドを実行すると、ものによっては一発でOSが壊れてしまいます。
不慣れなうちは、うかつに設定ファイルの操作はしないほうが無難かも知れません。
とはいえOSが破損しても、再度仮想環境に導入すれば、なんどでもイジれますから、そんな問題ではないかも知れません。
語郎