有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

A医師との、対談・文字起こし。

友人と語った実際の内容を、記録する。特に「落ち」がないので、暇つぶしがてら、気楽にみて頂ければと思う。

 

今回は、医者4年目の友人「A医師」である。かなり頭の切れる、キレ者である。本人には、ブログに記載する件について、快諾を頂いている。内容は、分量をみて、かいつまんでいる。

 

 

・転勤の闇

A医師:「シーリング(医師の研修の転勤制度)とか、訳が分からないよー」

僕:「たしかに、そうですよね。希望しないのに、勝手に転勤する流れですね」

A医師:「今住んでいる住居から、2駅くらいの施設に移る感じだわ。不慣れな環境は嫌だわ」

僕:「まあね。仕方ないっすね。あと、やたら研修年次が長くて、疲れますよね」

A医師:「うん。大学6年+研修医2年+後期5年で、合計13年やろ。長すぎるよ」

僕:「すごく思うのは、例えば旧七帝大の医学部卒など、日本トップレベルの頭脳の方たちじゃないですか。理系のトップ1000人ですよ。そういった人たちを、13年間ずっと病院に軟禁するのは、酷ですよ。日本にとって、才能の塩漬け状態ですよ。もっといろんな、医療開発に携わったほうが、国益になる」

A医師:「うん。大学1年のころの知識とか、忘れちゃうしね。長い」

 

 

 

献血

僕:「献血したこと、あります?」

A医師:「一回だけ。痛かったわ」

僕:「なぜ、やろうと思ったの?」

A医師:「いや、人のためになると思って。あと、お菓子とか、景品もあるっぽいからね。献血したいの?」

僕:「いや、したい、というか。今日、駅地下を歩いていたら、献血ルームの前の、係の人と目が合って。やりませんか、って。誘われかけた感じで」

A医師:「やったの?」

僕:「いや、こころの準備が、出来なくって。怖くて。血が怖いもんだから。とくに自分の血は最悪ですよ。下手したら卒倒しそうで」

A医師:「(笑)」

僕:「いや、痛そうですしね。気力があったら、やりたいです」

A医師:「昔だから、覚えていないけど。普通の点滴ルートだったと思う。痛いよ」

僕:「やりたいっす。怖いけど」

 

 

 

・株と資産運用

僕:「あの、どうやって、株とか、信用取引とか、学んだの?」

A医師:「口座使って、いろんな取引をした感じだね」

僕:「実際に?」

A医師:「うん。いろいろ試した」

僕:「あの、よく本屋でインデックスファンドをNISAでやる、とかあるじゃないですか。普通に考えて、あのスキームで勤め人を卒業するような、不労所得にはなり得ないですよね。iDeCoなんて言ったら、そもそも定年後の話だし。利回り3%として、いくらで回すんだ、って話ですよ。単元株でも、厳しいのではないでしょうか」

A医師:「4000万で、利回り3%として、120万円でしょ。その額で生活費が収まるのなら、可能だとは思うけどね」

僕:「そもそも論だけども、4000万を貯めるまでが、大変でしょう」

A医師:「うん。それに、コロナショックみたいな、ショックは起きるよ。そうしたら、溶ける。目減りするよ」

僕:「怖いっす」

A医師:「そう考えると、株だけ、とか。資産運用だけ、とかで、生活するのは難しいのじゃないかと思ってるよ。追加で広告収入を得るような方法とかね」

 

 

僕:「YouTubeとか」

A医師:「うん」

僕:「ぶっちゃけ、昔から参入していた人は美味しいかもしれないけれど。今からだと厳しいかな、とは思います」

A医師:「並の人が、頑張って、すごく頑張って、月20万くらいかな」

 

僕:「ただ、自分のメディアをもって、それをストックするのは、大切だと思います。今日はありがとうございました」

A医師:「うん。ありがとう」

 

 

 

語郎