有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

専門医試験に落ちたら、甲子園球児になろう。

 

グチります。

久しぶりに専門医やら医師のキャリアについて、

グチろう・・・・、いや、語ります。

 

ぶっちゃけ医療ネタって、あまり乗り気じゃなくて。

 

医療界隈のキャリアの話題ってネットだと内輪で騒がれがちですが、

ハタからみて、まあつまらなさそうじゃないですか。

 

「専門医がー」とか、「コロナワクチンがー」とか、

「当直バイトがー」とか。

 

ぶっちゃけ頭おかしいと思ってます。

頭のなかにウンコが詰まってるんですよ、彼ら。

 

自分もブロガーの端くれとして記録したいだけですので、

サラッと見てくださいなぁ。

 

専門医のレポートやら試験やら

専門医をとるためには、

各地を転々とする専門研修を受けなければなりません。

 

今の時代の流れと逆行するが如く、転勤のマーチなのです。

医局に入ると悲惨そのもので、もはや「転勤の研修」なのですよ。

 

自分は転勤が死ぬほどめんどくさいので、入っていないわよーーー。

 

なお、地獄の転勤を終えただけでは専門医を取得できません。

 

さらにレポート、口頭試問、筆記試験やらをパスしなければならず、

30過ぎたイイ歳こいて色々あって、大変大変大変嬉しいです、

はい。ウンコです。

 

レポートのこと

こんな自分でも無事、レポートは通りました。

あとは筆記試験とか面談とか。

 

去年の今ごろにレポートが面倒くさいとブログに散らしていました。

 

ほんと、真面目な話、かなり面倒でした。

なにが面倒ってレポート添削を受ける過程が、なのです。

 

症例を一緒に担当した上司の医師に、メールだったり、

アポを取って、添削していただくのですが、

人によって「ツボ」が違う。

 

「考察はがっつり書きまくろう」という人がいたかと思えば、

「あまり書きまくるのは避けましょう」という人が居たり。

 

どっちやねん、と。

 

症例ごとにレポートを書くため担当の上司もイチイチ変わるわけですし、

さらにいろんな施設を回りますので、それを加味すると発狂モノですよ。

 

自分は、ほぼ同じ施設だけだったので、まだマシですが。

 

担当される上司ごとに意見が見事に食い違って、

下手したら修正の過程で逆に劣化しているんじゃないかと

ヒヤヒヤしてました。

 

ある上司は他の先生の担当レポートまで閲覧してきて。

有難いところではありますが、

もうどうみてもカオスになるじゃないですか。

 

大変でした。

 

神、降臨の件

どうみても修羅場なレポート作成なのですが。

ひとり、レポートをまるまる作ってくれる先生がいました。

 

神ですね、これは。

 

全部その先生の症例に無理やり限定して、

添削を全部お願いすれば良かったと、

怠け者のワタクシは後悔していますわよ。

 

 

落ちたら、甲子園球児みたくなります。

専門医試験って甲子園みたいなモンですよね。

 

甲子園球児みたいな爽やかさはないし、

みんなオッサンとオバサンばっかりだけれど。

 

試験を受けるまで異様にダルいから、実質、人生に一度きり。

 

受かったら胴上げ(SNSで馬鹿みたいに報告)。


落ちたら?

そうですねぇ。

 

甲子園にいったけど、惜しくも散った甲子園球児って、

夏の空を見上げて泣くじゃないっすか。

なんか、泥だらけの肘で目元を拭うやつ。

 

あとはグラウンドにへたり込んでチームメイトで肩を抱き合うやつ。

 

なんでか知らんけど、みんな似たようなポーズとるのが印象的なやつ。

 

夏の名物的な、風物詩的なやつですね。

 

もしここまできて落ちたら、

僕も甲子園球児みたく、夏空を見上げて悔し泣きして、

0.1秒で忘れて日常生活に戻ります。

 

あと砂を持って帰るやつね。

 

僕は、そうですね。

エジプトの砂が欲しいです。

 

試験落ちたら自暴自棄になって

エジプトの砂を踏みに行きます。

 

 

語郎