有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

ラーメン屋の大将みたいなポーズの美容外科医たち・・・【専攻医自殺関連】

 

神戸の専攻医自殺の遠因?

「専門研修プログラム」という、

しようもないウンコ制度について。

今回、触れていきます。

 

そこまで長丁場の記事ではないので、安心してください。

 

件の専攻医自殺にも絡む問題です。

 

新・専門研修

医者の人数自体は増えているのだけれども、

診療科目だとか、医療充足の地域差はどうしてもあって。

 

それを穴埋めするような制度です。

 

もちろん専門の医者を育てるという大義名分はあるのですが、

厚労省のお偉い方が噛んだせいなのか、

ちょっと異質なものへと変貌してしまいました・・・。

 

たとえば、

「東京都」の「皮膚科」が若手の医者の進路として人気だと仮定します。

 

ここで、あまりに上記の進路が人気だと、制限がかかります。

→「東京都」の立地にこだわるなら、「皮膚科」をあきらめてください。

→「皮膚科」にこだわるなら、「東京都」をあきらめてください。

 

つまるところ、

希望する勤務地や診療科を制限する、

クソしようもないウンコ制度です。

 

自殺された件の彼も、

こういう制度にのっとって研修されたようですから、

まったくこの制度が無関係とはいえません。

 

美容フィーバー(笑)到来

いまの若者って、やっぱりコスパ重視だったり、

なるべく効率よく人生謳歌したいって思うもの。

 

先に書いたような制限は、

はっきりいって、人生にとって邪魔者です。

 

保険診療の修行とかめんどーーーい、サクッと稼ぎたい」

こう考えた若手医者は、「美容外科」に進路をとります。

 

こういうサクッと美容外科にいった人らがweb上で溢れています。

 

おもしろいですよ。

美容皮膚科とか美容外科のサイトみるとね。

 

みんな若手の医者が腕組んで、ドヤ顔して、ラーメン屋の熱血系店主みたいなポーズをカマしているんですわ。

 

あとはね。

 

自己紹介の文が笑える。

 

「保険ではできなかった、人生をプラスに変える医療がしたい」って。

 

保険医療じゃプラスにならんかった、っていう爆弾発言wwww。

 

 

はっきりいって、アホくさすぎます・・・。

泣けてくるんですよね。

 

みんな同じような感じで能がない。

量産系じゃ売れっ子にはなれないです・・・・。

 

さっきみたいな考え方の美容外科医が、ゴキブリみたいに湧いているんだもの。

 

とほほーーーー。

 

ゴキブリのが、まだマシよーー。

かわいいしーーーー。

 

語郎