久しぶりに技術関係の書籍を読みました。
『Djangoのツボとコツがゼッタイにわかる本』
出版社:秀和システム、著者:大橋亮太、古田薫(著)
おススメ度:★★★★★
PythonのWEBアプリケーションフレームワークのDjango関連書籍です。
日本だとWEBアプリ界隈はPHP(WordPressの元言語)が席巻しているらしく、
あまりDjango関連情報や書籍がないのです・・・。
GoogleやYouTubeなんかはDjangoで動いているらしく、
このあたりでも日本と海外の差があるのですが。
とりあえずPythonに慣れているため、Djangoを触ることに。
いろいろ書籍を探していたのですが、
そもそも最新のバージョンに対応している書籍がこれくらいしかなく、
とりあえず読んでみました。
概要
章立て
前半・・・Djangoの大枠の話
中盤・・・簡易アプリケーションの実装の話
後半・・・より高度な実装、サーバーへのデプロイ方法の話
Python基本文法の話はほぼなし
ページ数の兼ね合いもあるのでしょうか、
Pythonの基本文法、HTMLの基本文法について、
書面で割かれることは無い点に注意ですね。
Python文法が分からない人は、
別のソースで確認をおすすめします。
Djangoの流れの図が良い
ブラウザからのrequestが、
Django内部でどのように処理され、
responseされるのか、
流れの図が分かりやすい点。
urls.py views.py models.py
がそれぞれ共同するのですが、
概念的な理解が先に得られるので、
Django初心者でもかなり分かりやすいです。
(補足){ item.thumbnail }の件
本書p244で
index.html
にitem.thumbnailを追記するところがありますが。
書籍どおりに実行するとエラーになります(attribute error)。
{% if item.thumbnail %}
<img src="{{ item.thumbnail.url }}">
{% endif %}
として、ifブロックで囲わないとダメみたいです。
(ネットのDjango開発者も指摘されておりました。)
画像がそもそも取り込まれているかどうか、
if節で判定しなきゃ、みたいな仕様らしい。
いちおう補足。
個人的見解
いまさらPHPを学習できる脳のキャパがないので、
いま独自ドメインで動かしているWordpressは停止させ、
無理やりDjangoで動かせないか、
実験しようと思います。
語郎