ボウフラ飼育、順調
ボウフラ飼育、ひとまず順調です。2021年8月1日から、いよいよ本格的な飼育を開始しています。具体的には前回の【連載1話目】でお伝えしたとおり、飼育するための飼育場を設置したり、ボウフラ用のケースを購入したり。「ボウフラをどのようにして自宅に招きいれ、どういった装置で羽化を促進するのか」といった部分に重点を置いています。まだ導線を考えているような初期段階です。
と、まあ硬い感じで書きました。実際にはよくわからんことだらけで、手探り状態で頑張っています。on the job trainingってところでしょうか。ワシはまだボウフラ初心者です。
ちなみに、ワシはふざけてやっているつもりは皆無です。周りの人からは馬鹿にされますが、かなり真剣に取り組んでいます。みんなが家でゴロゴロしている間、余暇時間を全部ささげて炎天下で作業するくらい熱中しています。平日に帰宅すると、まずボウフラ飼育場にすっ飛んでいくほどです。
ボウフラ飼育の感想
「ボウフラの成長って、思っているのと違う」だとか「想像しているより簡単にボウフラが発生するんだな」だとか。とにかく何かしらの感想を持っていただくのが、この掲載の趣旨だったりします。
そこでワシが現時点で持っている、ボウフラ飼育の感想を申し上げます。
めちゃくちゃ簡単に成長します。まさか、これほど単純で簡単に成長するとは思っていませんでした。この事実というのは、当然ながら人類にとって喜ばしいことではありません。ちょっとした発育環境が整ってしまえば、とんでもない数の蚊が発生することにつながります。
この記事を読んでくださっている方のなかに、一般の昆虫を飼育された人はいらっしゃると思います。たとえばカブトムシだとかクワガタムシだとか、セミだとか蝶だとか。そういった昆虫と比較にならないレベルで、ボウフラは発生して成長します。
なんというか、飼育というよりも「発生」っていうイメージが強いです。勝手に成長して、成虫に向けて進化していきます。
ボウフラの食事
水中の有機物が主食
さて2021年8月1日にボウフラを育てると決意したので、ボウフラ育成のための餌が必要ですよね。普段は何を食べて成長するのか、ってはなしです。
実際にケースを観察したところ、水中にうかぶ土の浮遊物を摂取しています。「なに食べているのやら」と不思議だったのですが、水のなかに漂うプランクトンや生物の死骸を食べているようです。
※ ちなみにボウフラの天敵は、メダカなどの小魚です。そのため「メダカ飼育屋」としてはボウフラを血眼になって探しているそうです。今のワシにとって、メダカは宿敵です。
実際の泥水
植木鉢の底にしく、いわゆる「お皿」ってやつです。植木から漏れ出た土がたまってしまいます。そこに雨水もたまり、泥水のプールのような状態に。
どうも蚊の成虫は、ここに卵を産みやすいようです。
もし植木鉢をお持ちの方がいたら、一度植木鉢の底を確認されるほうがよいでしょう。自覚していなくても、発生源になってしまっているケースが多いものです。
つづく・・・・(次回はもうちょっと日記調にします)
語郎