有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

ボウフラ飼育日記、狂気の連載開始・・・。【連載1話目】

 

 

はじめに

かれこれ中学生のころから、ワシはアゲハチョウの飼育に情熱を注いできました。夏場になったら近所のミカンの木を漁り、幼虫を持ち帰っては育ててきました。通算で数十匹もの育成に成功してきました。

 

アゲハチョウの飼育は奥深いです。最初は2mmくらいの幼虫が、だんだん大きくなって。羽化をへて手のひらに乗るレベルの大きさの成虫になる姿は感動モノです。アゲハチョウ飼育の過程を記録しようと思ったのも、ブログを始めたきっかけだったりします。そのために、わざわざミカンの木を4本も買い揃え、育成環境は万全でした。

 

が、しかし。ミカンの木が昨年の冬場に腐り、4本ともに全滅の憂き目にあいました。枯れ木にアゲハチョウが来るわけもなく。かといって炎天下に公園まで幼虫を探しに出向く体力は、ワシにはなく。

 

途方に暮れていた矢先。植木鉢の底のお皿に水が張っており、そこにウニョウニョうごめく虫がいました。ボウフラでした。

 

 

ボウフラ飼育を決める

飼育へのモチベーション

「ボウフラは蚊の幼虫」ということは知っています。ですが、それ以上の知識はあまり持ち合わせがありませんでした。それに、やっぱり良いイメージはありません。「蚊は血を吸う気持ち悪い昆虫」、「病気を運ぶ害虫」、「単純に羽音が気持ち悪い」といったネガティブな意見が一般的でしょう。

 

しかし。よくよく生態を知らずに単純に嫌うだけ、というのも学がありません。生態を知ったうえで「ボウフラがわく環境」が分かれば、逆手にとって「ボウフラがわかない環境」も分かります。植木鉢をもつ人への警笛になるかも知れません。この知識は、むしろ人様にとって有益です。

 

せっかく「生きた教材」がありますので、じっくりと観察してみよう。実際に飼育して、その変化を体験しよう。できることなら、いろいろ試したいこと(次回以降で記録)にも取り組んでみよう。

 

そんなモチベーションが沸騰してきたワシは、飼育を決意します。

 

 

飼育日記継続にあたっての禁止事項

知ってのとおり、蚊は病原体を運ぶ昆虫です。ふざけ半分で育てて、外に開放するのはもってのほか。人様に迷惑をかけないために、以下のルール内でワシは飼育します。

 

① 成虫をネットから出さない。完全な閉鎖系で行う。

② ボウフラや蚊の画像は少なめにする。

③ 必要以上に繁殖させない。(この辺のさじ加減は検討しつつ)

④ 血を与える場合は、自分のものに限る。

 

 

完全な素人目線

ボウフラについては、ワシは完全に素人です。「逆に玄人なんて、おるんかい」って話ですが、ボウフラ飼育が得意な人はいらっしゃいます。そういう玄人な方にくらべて、完全な素人目線の飼育記録になると思います。 

 

アゲハチョウ飼育日記では、知識が先走りすぎた感がありますが、この「ボウフラ飼育日記」では置いてけぼりを食らうことは少ないと思います。

 

 

さっそく飼育場を紹介

①屋外のボウフラ飼育場

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手前に見えるのが、水槽に水をはった貯水ケースです。ぶっちゃけ、まったくボウフラは存在していません。なぜ存在していないのか、おいおい記述します。

 

画面の奥にみえる、お皿みたいなやつ。そこには土と水がプールされています。かなりの数のボウフラが、すでに発生しています。でも、彼らを屋外に放置しているわけではありませんので、ご安心を。成虫になるくらい成長したものについては、ワシの部屋に連れ帰っています。

 

②自分の部屋のボウフラケース

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画像は、ワシの部屋にあるボウフラをおさめたケースです。屋外から連れ帰った個体については、こちらに移動させます。

 

これで成虫が屋外で大量発生するのを防ぎます。

 

 

ボウフラの場所が分かるかしら? 右端に3匹おります。糸くずみたいなやつです。

 

 

 

つづく・・・・

 

語郎