2020年12月の後半で読んだ書籍を、ご紹介させていただきます。webマーケティング関係の書籍を1冊だけ読みました。
商業感をあまり出したくないので、マーケティング関係の本は、ご紹介しようか迷っていました。ですが、webマーケティングについて興味のある方もいらっしゃるでしょうから、有益になればと思ってご紹介します。
いろいろなwebマーケティング関連の本がありますが、とくに初心者向けということで、購入しました。以下、記録します。
・『すぐに使えてガンガン集客! WEBマーケティング123の技』
技術評論社 山田 竜也 (著)
おススメ度:★★★★★
タイトル通りなのですが、webマーケティングの手法を123項目に分けて、紹介してくださっています。
内容は、多岐に渡ります。
・SEOに関すること。タイトルやタグの最適化について。
・リスティング広告に関すること。
・ディスプレイ広告に関すること。
・webマーケティングに必須の解析ツールの紹介。
・SNS運用に関すること。
・(一部ですが)動画コンテンツに関すること。
見て頂ければお分かりかと思いますが、かなり網羅的。
これらの事項を章に分けて、123項目紹介されています。123項目という数字をみると、ちょっと分量が多い気を持たれるかも知れません。しかし、それぞれの項目は簡潔に記載されていますので、さほど負担にならないでしょう。
くわえて、技の重要度を星(★1から★3まで)で表示してくれてあります。メリハリをつけて、★3のテクニックだけでも、頭に刷り込むと良いかもしれません。また費用がかかるもの(広告出稿など)については、¥マークがついています。
全体を通じて、図表が多い構成になっておりますので、視覚的にも分かりやすくてgood。
個人的見解:
初心者向け、ということで購入しました。購入して、良かったと思っています。内容もさることながら、項目が読みやすくて大満足でした。読み込めば、マーケティングに限らず、広告の仕組みも理解できるでしょう。
どちらかといえば、初心者ブロガー向けというよりは、企業のwebマーケティング担当者向けかも知れません。本格的なサイト運営をする人に向けた意図がありそうです。ですが、基本的な部分は同じでしょうから、その意味では有益です。
古い情報が多少は混じっているかもしれませんが、webマーケティング用語を知り、実践できるようになります。本を読みながら、webマーケティングに関するツールを動かすと、理解が深まって実学的です。
全体を通じて僕が悟ったのは、完全なSEO対策など存在しない、ということでした。 そもそも、検索エンジンのアルゴリズムは公開されていないワケですから、対策にも限界がありますからね。せいぜい、タイトルやタグにキーワードを散りばめて、違和感のない文章にするくらい。
「どうしても上位表示したい!」というなら、そこは、もう資本主義ですよ。お金を払ってリスティング広告に上位入札するしかない。
学びが多かった書籍でした。ごちそうさまでした。
語郎