有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

キャリア選択と専門性。一つだけに絞る必要性は?

 

 

転職など、キャリア選択について

毎日、いろいろな方のブログを拝読させて頂いています。そのなかで、転職の経験をされている方も、たくさんいらっしゃることが分かりました。

 

思っているよりも、転職市場は活発なのかもしれません。僕自身、いろいろとキャリアなどについて、真剣に考えないといけないと思い、忘れないうちに記録させて頂きます。

 

 

10年の修行は、ちょっと長い???

もちろん、求められる職能にもよるのだとは思いますが、ある種の専門家が一人前になるまで、10年近くかかる場合があるようです。

 

たとえば、ベテランの料理人や、伝統工芸品を作るプロ、などでしょうか。料理人の修行では、10年近くかかって、やっと技術が認められるケースがあります。以前話題になった、「天ぷらの修行」などが、それにあたると思います。最初の1年は掃除や皿洗いが中心で、めったに人前では料理をさせてもらえないようです。

 

まさに「匠」といったところで、日本が誇れる素晴らしい技術だと思います。次世代に受け継いで欲しいところです。

 

ただ、あくまで個人的な考えになりますが、ちょっと10年は長いかな、と。新型コロナウイルス流行で痛感していますが、10年の間には、何が起こるか分かったもんじゃありません。リスクヘッジの観点から、ちょっと怖い気もします。

 

それに、「10年じっくりと、同じことに打ち込む」というのも、本人のキャラクターによってはキツイんじゃないかしら。

 

 

一つだけに絞る必要性?

僕は「一生に、一つの専門だけ!」と、むりやり絞る必要もなかろう、と思ってしまいますよね。

 

まったく違う専門分野を2つか3つ持って、オンリーワンな人材になるのも、オモシロイと思いますけどね。

 

例えば、いままで金融業で融資担当を頑張っていた人が、不動産業界や飲食業に転職する、だとか。キャリア変更は決して、無駄にならないと思いますけどね。ちょっと離れた専門が生み出す、「シナジー効果」も期待できるかもしれない。

 

完全に持論になりますけども。だいたい5年も同じ業界にいて仕事をやっていれば、(その業界における)大抵の仕事内容はこなせる気がします。

 

事実、僕がそうですね。最初はワケが分かりませんでした。4年間も同じ業界にいれば、ざっとワークフローは分かってきましたね。そうはいっても、まだ不完全ですけれども。

 

 

いろいろ挑戦してみる

同期に、証券会社から転職した人がおります。社会人受験して、いらっしゃったのです。その同期は、いろいろな領域に興味があり、いつも目がキラキラしています。生きていて楽しそうです。

 

僕自身、やや飽きっぽい性格です。普段の仕事とは、違う領域の勤務を組み込んだり、せわしない感じで生きています。

 

ひとまず技術を身につけたら、またいろいろな領域にチャレンジしたいものです。

 

 

語郎