有給医のライフハック記録

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あのころの、ネットの「雰囲気」が復活してほしいです。【復活してほしいもの】

今週のお題「復活してほしいもの」

 

今週のお題:「復活してほしいもの」

久しぶりにお題に乗っかることにしました。例のごとく、例によって、まとまりのない感じになると思いますが、暇なときにでも見てもらえればと。

 

昔のネットの「雰囲気」が素敵

僕にとって「復活してほしいもの」は、ずばり「昔のネットの雰囲気」ですかねー。自分で書いていても、ものすごく抽象的でワケが分からなくなりそうなのですが・・・。

 

そもそも、自分がネットを使い始めたのが、小学4年くらいだったと記憶しています。父親がパソコン好きで、必然と自分も使うようになり、ネットを頻繁に見ていました。

 

当時から、テレビ特有の「ガチャガチャした感じ」が嫌いでした。大嫌い。嫌いなので、今も全く見ていないですし、そもそも部屋にテレビはありません。引っ越しのときに捨てちまいましたので。

 

なんで嫌いなのか、っていうのは自分でもよく分からんのですが。小学生の頃から、なんとなくタレントの顔や番組構成から「商業くさい感じ」をかぎ取ってしまい、忌避していたのだと感じます。

 

その時代、僕にとってネットは天国でした。ニッチな情報の宝庫といいますか、なんていうか、ちょっとヤバい人のサイトも多かったのですが、それなりに「真実の声」があった気がします。おそらく「商業くさい感じ」が少なくて、あまり皆がネット上のキャラクターを演じることもなく、素で向かい合っていたのかな、と。

 

最近のネット界隈

ここのところ、テレビから臭ってきた「商業くさい感じ」がネットでも現れはじめ、僕の鼻孔を刺激し始めました。もちろん悪い意味で。なんとも言えないマーケティング臭がしちゃって嫌になってきましたね。

 

もちろん、全てのネットフィールドで臭うわけでもなくて、ある程度は限定されたシチュエーションで感じることが多いです。

僕個人が感じているものでもなくて、つい最近は親戚のおばちゃんも「悩み(心理的なもの)があって、Google検索してヒットしたサイトをフムフム見ていたら、ヘンテコなコンテンツ(HSPだか?)の講座にお金を払う画面が出てきて、嫌だった」とか言ってました。ある友人も「YouTubeで登録者数が多いと、いかにもな感じがして、逆に怪しく感じる」とか語っていました。

 

そういう「商業くさい感じ」をネットで感じる人が増えているのでしょうか、統計とか無いので分かりませんが。決して僕の感性が単独でヒン曲がっているわけじゃない、と安心しました。

 

ブログ

検索エンジンからたどり着いたようなブログをイメージして頂ければ、と。情報はまとまっており、その点は全く問題なくて、良いとは思うんですが。

 

いかにも「お悩み解決しまっせー」とか「ザ・まとめ」みたいなページに引っ掛かり、フムフムとスクロールすると、中盤からアフィリエイトのリンクがベタ張りで不穏な感じになってきます・・・。なんか、ねえ。作っている本人は必死なのでしょうけれど、なんていうか、「あっ、そういう感じなのね」ってなっちゃいまして、そっと閉じる感じにしています。

 

ブログで稼いでまっせ、とかいう人も居ますが、ドメインパワーを調べれば、だいたい収益の「あたり」は推理できます。見る人が見たら、バレていますんで。

Twitter

「月収◯◯万達成」的な、アピール盛り盛りのアカウント。あとは、本人の写真じゃなくて、妙に美化された自画像?みたいなアイコン。個人的にはアレがコワいっす。

 

あと、Twitter上の議論の大抵は落としどころがなくて、不毛なのも見ていて面倒くさいです。まあ最近は見ていないんですけれども。

 

それなりの日本企業もTwitterで広報してて、個人的には「大丈夫なのか」って疑惑が湧いてしまいます。その企業が勝手にやっているので、まあ好きにしてくれればいいのですが。

YouTube

黄色と赤色の、テカテカしたサムネ。 そこに加えて、見ず知らずのオジサンとかオバサンの変顔も、だいぶキツイっす。ごめんなさい。

 

んでもって、概要欄に自分のコンテンツの有料バックエンドに導線を仕掛けているの。あれ、思いっきり「思惑」がバレていますんで。見る人が見たら、嫌がると思います。

 

復活するのか?

しないでしょう(即答)。一度しみついてしまったら、なかなか取れる臭いじゃありません。

 

「いやなら見るな」って?

 

そうなのですよ。嫌なら、自分で見なきゃいいだけ。そうしたら自分の人生の時間を取られることもございませんので。自分は困らないのでね。ぐちぐち言わずに、見なきゃいいのですよ。テレビを捨てちまったときと同じように。

 

PCを捨てるのは仕事的にもアレなので、少なくてもネットサーフィンの時間を減らせばよい。

 

 

じゃあ、どこに逃げ込むかって?

やっぱり古典的な書籍が良いのかな、ってのが今の僕としての結論です。

 

著者が亡くなってからも読み継がれるような名著は、「買い」だと思いますけどね。なんだかんだで今の時代では安く手に入れられますし、コスパは良いですし。電子書籍だと場所も食わないし。

できるだけ分厚くて、一見して読みにくそうな古典が大事でしょうね。

 

語郎