プログラミング関連書籍を、先日ご紹介させていただきました。IT需要が高まる昨今。もしかしたら、プログラミングが必須なスキルになってゆくかも知れません。プログラミングが出来ることに、越したことはないのだろうと思っています。
義務教育でプログラミングを本格的に、受けられた方は少ないと思います(数学の一分野として、実は前からありましたけれど)。そういった学習状況の不備は、致し方ないです。ただ、それとは別として、コードをかけるようになると、人生の幅が広がるでしょう。
具体的に、どんなことができるようになるのか。はたまた、性格的な面も含めて「向き不向き」はあるのか。素人目線ではありますが、ちょっと記録しようと思います。
・出来ることは、いろいろある
ほんと、いろいろ、出来ます。しいて言えば、「面倒な処理を、一括してできる」ことが実務上は便利かも。「いろいろなことを自動化できますよ」っていう話です。
とはいえ、具体例がないと分からないと思うので、かるく挙げます。
①よく使う文書を、加工編集できる
よく使うであろう、Word・Excel・PDF。事務系の作業でも、頻繁に扱うファイルですよね。プログラミング(pythonを想定しています)ができるようになると、たとえば、複数のファイルに同時に同じ作業を実行できたりします。
事務作業でよく使うファイル自体を、pythonのプログラムに読み込ませることができます。読み込ませたあとで、データを自由に加工・修正できてしまうのですよね。ほんとうに、これは一例に過ぎません。ほかにも、もっと沢山できます。
②webスクレイピング
web上にあるデータをダウンロードして、プログラム内でデータを加工できます。これを特に、webスクレイピングと呼びます。実務上でも、割と需要がある分野だったりします。趣味の範囲でも、いろいろ遊んで楽しめると思います。
③GUIオートメーション
みなさんのパソコン上でも、ブログを書くときに、矢印のカーソルが動いていることと思います。このカーソルの動きを、自動化することができます。プログラムを実行すると、規定されたとおりにクルクル動きます。ふつーに、面白い技です。自動入力にも、よく使われる技術です。
④ゲーム制作
python(に限らないと思いますが)には、ゲームを作成するための、モジュール(道具みたいなもん)が備わっています。これを使えば、わりとサックリしたゲームを作れてしまいます。
・・・と、まあ挙げればキリがありません。ほんとうに、いろいろ出来てしまいます。
・↑のことについて、ワクワクするか、どうか
さっきまで、書かせて頂いたような技術を見聞きして、楽しいと思えるのかどうか。ここが、向き不向きの分かれ目だと思っています。
コードを頑張って書いても、うまく動かないことは、よくあります。そういった困難をはねのけて、うまく動いたときに歓びを感じるのか。ワクワクできるのか。
パソコン周りが嫌いで仕方ない人ですと、プログラミングはタダの苦行ですので、あまり向かないかな、とは個人的に感じます。
僕の場合で恐縮ですが、コードが動くと面白かったため、夢中になってプログラミングが出来ました。くわえて、他の人に仕事を外注したりするのが嫌いな性格で。すべての工程が、自分でコントロールできないと不安になってしまいます。どうせなら、自分でモノを作りたい欲求が強いので、楽しみながら出来ました。
語郎