Win関連です。
僕のPCでスリープ関連のトラブルが発生しまして、
そちらの原因が解消できたので、
ネタとして共有します。
Winのスリープのデフォルトモードが根本原因であるので、
もしかしたら同じようなユーザーがいるかも知れんです。
Winのスリープ関連トラブル
いま使っているノートパソコンは、かれこれ8年選手。
ガタもくるわけでして。
最近になって気になっていた不調があり、
A メニューボタンからのスリープモードにうまく移行しない
→通常であれば、ハードディスクのアクセスランプが点滅したあと、充電ランプが一度消灯して、スリープに入る。なぜか「充電ランプが消えずにつきっぱなし」の不調に至る。
B スリープ後に立ち上がらない
→俗にいう「スリープ死」現象。
僕のPCで発生したのは上記トラブルです。
要約すれば、
A:スリープモードの移行トラブル
B:スリープからの立ち上がりトラブル
です。
いろいろ原因あり
そもそもAとBは全く別個の問題です。
Aでありがち・・・駐在アプリ、一時的なエラー(過充電)、・・・
Bでありがち・・・BIOS設定ミス、ドライバー関連、・・・
が、いろいろと調べるなかで、両者を統一的に説明できる、
Win仕様の原因がはっきりして参りました。
とりあえず侵襲の低そうなところから解決策を探ります。
ハイブリッドスリープが原因?
冒頭で記載したとおり、Winのスリープデフォルトモードに原因がありそう。
というか、ありました。
Win10および11でデフォルトに設定されているスリープは
「ハイブリッドスリープ」というものです。
パソコンを省電力モードにしつつ、
メモリの内容を一部ハードディスクに格納するのです。
厳密な「スリープ」モードでは、処理内容はメモリのみに格納されるので、
ハードディスクに影響はありません。
曖昧な表現ではありますが、
スリープ:いわゆる「スリープ」
ハイブリッドスリープ:スリープと電源OFFの中間、「仮死状態」
電源OFF:文字通り「OFF」
みたいなモンですな。
トラブル解消
察しの良い方はハイブリッドスリープの欠点がすぐにわかると思います。
くりかえしハイブリッドスリープをすると、
ハードディスクの容量を食ってしまうのです。
まして、僕のようにそもそも年季が入っており、
ハードディスクの空き容量が少なくなってくると、
うまく移行できないことも予想がつきます。
というか、そもそもデフォルトでハイブリッドスリープになっているので、
知らず知らずに不調に近づいている人も潜在的に多いのでは・・・。
・とりあえず、デフォルトのハイブリッドスリープを解除する
・ハードディスクの空き容量を増やす(不要なファイルを削減する)
上記をためしたところ、全く問題なく、
サクサクとスリープモードに移行し、立ち上がるようになりました。
とりあえずスリープトラブルが起きたら、
ハイブリッドスリープについて確認するのをお勧めします。
語郎