有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

健康診断の結果が、かえってきた・・・。【LDL、血圧、ヘモグロビン】

 

・健康診断の結果・・・

2020年11月に受診した、健康診断の結果がかえってきました。いやー、再検査になったらと思うと、いつもヒヤヒヤしますね。超がつくほど採血が苦手なものですから、採血項目の再検査だけはゴメンです。

 

結果。ただちに再検査しなくてはならない項目は、ありませんでした。ですが、ちょっと様子を見なくてはならない数字も、出現しました。「要注意」的な感じですね。

 

20代という意味では、まだ若年層ではあります。確実に、30代が迫ってきておりますが・・・。それにしても、ちょいと不健康な数値をたたき出しておりました。

 

①高LDLコレステロール血症

②軽度の高血圧

③軽度のヘモグロビン上昇(!?)

 

それぞれ、軽く概説しようと思います。そんなにガチに記録するつもりは、ございません。「自分も高血圧なんだよねー」とか「自分も、コレステロール気になっているわ」という方がいらっしゃいましたら、お暇なときに読んでいただければ幸いです。

 

 

・高LDLコレステロール血症

いわゆる、悪玉のコレステロールが、LDLコレステロールです。昔から、高めだったのですが、いよいよ高くなって参りました。

 

基本的には食生活と運動習慣によって、数値が良くなったり悪くなったりすると言われます。生活習慣の影響が大きいですが、なかには高LDLコレステロール血症の家系もあります。その場合ですと、若い時期に診断をうけるのが肝心です。若いうちに治療が始まることに、意味が大きいからです。

 

悪玉コレステロールのため、血管が傷んで、循環器病のリスクが高まってしまいます。数字を、毎年追っていくのが大事。

 

 

・軽度の高血圧(たぶん、白衣高血圧)

家で測るぶんには、そこまで高くならないです。しかし、診察室や病院の血圧測定で、ちょっと高くなります。

 

こういう症状の高血圧の場合には、「白衣高血圧」と定義がされます。緊張によって興奮して、血圧が上がるという単純なメカニズムが考えられてます。ですので、家での血圧の数値も、けっこう大事だったりします

 

以前は、「さほど心配しなくてもよい」と説明されることが多かったみたいです。ですが、完全に安心できるわけでもなく。なんだかんだ言っても、血圧がやや高い状態にあるので、長期的な目で見ると、循環器病のリスクも高くなります。やっぱり注意ですね。

 

 

 ・ヘモグロビンが高め。

これは、おまけ的な感じになります。ヘモグロビンの値が、正常より少し高めでした。

 

この状態としては、いろいろな理由が考えられています。喫煙・ストレス・脱水、などがよく挙げられます。これらに該当するケースも、実際には多いです。僕の場合も、直前まで飲み食いできませんでしたので、おそらく脱水だと勝手に考えています。

 

ですが、なかには赤血球を作りまくってしまう病気も存在しています。あまり、聞きなれないかも知れませんが、たとえば、真性多血症とかが有名です。

 

まあ、稀ではありますが、要注意ですね。

 

 

 

年をとって、いろいろ引っ掛かるようになりました。衰えを感じます。

 

 語郎