有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

一行だけ、メモる。効力と実例。【今から、できる】

人はすぐに、ものごとを忘れてしまいます。1週間もすれば、細かいできごとなど、忘却しているでしょう。人間の記憶力など、そもそも、あてにならないのだと感じます。

 

 

かくいう僕も、すぐに忘れてしまうタチです。それを解消したいと思い立ち、ブログを書き始めるのと同時期から、ちょっとした習慣をつけています。「忘れたくないことや思いついたアイデアは、一行でもいいので、メモする」習慣です。

 

いつでも、だれでも、すぐに実行に移せる行為なので、おススメしようと思い、記録します。

 

 

・視覚情報が8割を占める

じゃあ「なぜ、メモるのか」という話になるわけです。これについては、僕のなかで理由がハッキリしています。

 

人間の視覚情報は、外部からの情報(ようは入力)の8割~9割を占める、とされています。感覚器のなかでも、特に目が重要なのは、そういった理由です。視覚化すること。それが、非常に重要なわけです。

 

考え事をしていて頭のなかでモヤモヤと思い巡らす経験は、誰にでもあるかと思います。このまま、考えていても、「形」になっていません。物理的な情報として「文字」に起こして視覚化すると、対象として捉えることができます。

 

 

・メモの効力

 

視覚だなんだ、と記録しましたが、ようは「大切なことや、面白いアイデアは、すぐにメモしましょう」というわけです。

 

 

はじめのうちは、小さいメモ帳に手書きで記録していました。手書きのほうが、「手の動き」も加わるため、より記憶に残りそうだと思ったからでした。

 

ですが、最近は手書きに、こだわらなくなりました。定期的にアクセスできるのであれば、何でもいいと思っています。むしろ、頻繁に手にする携帯の方が、都合の良い事に気付きました。メモを記録するアプリは、それこそ何でも構わないです。備え付けアプリで十分ですし、僕も備え付けで対応できています。

 

 

・具体例

僕のメモ習慣の一部を、記録します。

 

①読書後、メモる

読書後、メモります。

 

ただ、なんとなく自分のなかでのルールがあって。それは、「読んでいる最中には、極力メモをしない」ことです。

 

なぜ、そうするのか。大した理由ではございませんが、やはり読み終えた後に残っている知識や記憶は、尊いと思うからです。数時間から数日かけて読了し、それでもなお、記憶に残っている内容は、自分にとって「情報の核」だと捉えています。その「情報の核」は、読み終えた後でないと分かりません。ですので、読了したあとで、メモします。

 

このメモですが、読み終えた後の記憶を頼りにするので、完全な引用の形には、なり得ません。いままでの自分の体験や記憶も混ざりますので、ある種オリジナル。尊いです。

 

 

②ブログのアイデアを、メモる

おもに電車に乗っている時間や、そのほかの暇な時間に、考え事をします。どうせなら、時間を有効活用しようと思うからです。

 

考えごとをしていて、「お、これはネタとして、面白そうだな」と、思いが浮かんだとします。それを忘れないうちに、アプリのメモに記録します。暇さえあれば、メモします。

 

こうやって、どんどんメモをしてゆくと、簡単に10や20のネタが溜まります。こうやって、アイデアのプールを製造しています。

 

 

明日からといわず、今からでも、簡単にできる方法論だと思います。よろしければ、やってみるといいでしょう。その効果、意外と馬鹿になりません。

 

 

語郎