有給医のライフハック記録

医師の語る人生最適化戦略

資産運用の前に知るべき大切な事。効果的な「対策」を伝授。

 

資産運用、その前に・・・

ネットショップや書店に行くと、資産運用コーナー的なものが頻繁に目につく。「老後貯金問題」、「日本の経済危機」などなど、ショッキングな単語とセットで紹介されているのを見たことがあると思う。

 

確かに資産運用は重要な視点であり、学び実践する意義は深いと思う。しかし、それ以上に忘れてはならない重要な事項がある。そう。詐欺だ。自分も詐欺的な話を持ち掛けられた事が何度かある。

 

また詐欺とは違うかも知れないが、「資産運用」の御旗の元で明らかに高額の投資を営業してくることもあるだろう。相手も必死だ。こちらの都合など考えている場合ではない。そういった案件に投資をすると、一時的には儲かったと感じるかも知れないが、長い目で見たら確実に損をしている。

 

「資産運用」の御旗のもとに、怪しい話が飛び交っているのも事実である。 

 

体験談

自分が身近で体験した話をしたい。よくある話だとは思う。ある金曜日の勤務中、一本の電話がPHSにかかってきた。

「すこしお話よろしいでしょうか。あのですね、節税にご興味おありでしょうか。じつは都内にマンションを購入すると、資産性もありますし、節税効果もあるのですよ。特別にお電話をかけさせて頂きました。一度、アポイントの方を・・・・」

そうそう、節税不動産のお話である。

 

医師・公務員・大手企業の方などは経験がおありだろう。まあ、ある意味で社会人の宿命みたいなものだ。

 

たしかに不動産で節税効果を得ることはできる。ワンルームマンション投資もすべてがこういったものではないだろう。ここではそういった各論の話は書かない。投資の責任は自分自身であり、納得したのなら何をやっても構わないとは思う。

 

だが、大枠としての話の筋がおかしい。なぜ、わざわざ電話営業を仕掛けるのか。明らかに不特定多数を狙っており、自分のことを事前に知っているわけではなさそうだ。そもそも、そんなにおいしい話ならば電話主の友達にでも紹介してあげたらいいと思う。よほど売れ残っている案件なのだろう。

 

上記から分かるように、営業の手法に違和感を覚えたり、「あなたのために来ました!」的なトークをされたら気を付ける。べつに投資内容が悪いと言っているわけではない。”気を付ける”べきた。

 

なにか大きな落とし穴がある可能性が非常に高い。しっかりとデメリットについても聞いた方が無難だろう。またきちんと自分で本質を勉強をした方が良い。

 

効果的な対策を伝授

そうやって、あやしい話を持ち掛けてくる人への防御をご紹介。とりあえず、以下の文言は役にたちます。

 

「あなたは、その案件に投資しているのですか」。

「すみません。いま手持ちが全くありません。ほかの娯楽でスッてしまいました」。

これで大抵にげていく。

 

むすび

今後も詐欺だけには注意したい。大事な資産は一瞬で吹き飛ぶ。

 

語郎